ワンタッチパーテーションファミリールームの高さ1メートル仕様(右)と高さ1.2メートル仕様(左) 電話で答えてくれたのは、避難所用の機材などを製造販売するニード(東京・世田谷区)の担当者だ。まず、話題となった「ワンタッチパーテーションファミリールーム」開発のきっかけについて、次のように話した。 「15年以上も前になりますが、ある県の防災訓練を視察したときのことです。 その時、段ボールを使用した避難所の簡易設備を組み立てようとしたのですが、けっこう難しかったのか、予定した時間内に設営できなかったのです。 防災担当者から、もっと簡単に設営できる方法はないだろうか、と相談されたのが、開発を始めるきっかけとなりました」 そこで、従来から手掛けていた、バネの力で広げるポップアップ式構造を採用し、試作品を作ってみた。 「これなら誰でも簡単に設営できそうだと確信が持てました。地方自治体の担当者は、防災課
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