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ブックマーク / web.archive.org (1)

  • 手塚系と梶原系 二大ヒロインの系譜

    タッチは「熱血」を破壊したか? あだち充トラウマ作家論 いきなりだが、あだち充は、いわゆる梶原的スポコン路線に終止符を打った、フニャけた80年代ラブコメ時代の頂点に位置する漫画家である、という評価が一般的となっている。例えば、夏目房之介先生は「消えた魔球」において「タッチの最終回、もういいよ、疲れるから、の一言で熱血を終わらせたわけです」と語っておられるわけです。 だがしかし、当にそうなのか? タッチが熱血を終わらせたのか? あだち充は当にふにゃけたラブコメ作家なのか? と考えると、それは、違ーう!! のであります。 あだち充こそは、フニャけて中身の無かった80年代漫画界において、もっとも巨大なトラウマを抱えた怨念の作家であり、いわば、80年代ホイチョイバブル文化の中に己を擬態させながら大輪の怨念の花を咲かせた「ラブコメの皮を被った梶原一騎」だと思われるのです。 筆者が、自らの「あだち

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