被災地の博物館の役割、学芸員が語る 仙台でシンポ開催 博物館・美術館の意義を再確認したシンポジウム 東日本大震災の被災経験を通じ博物館・美術館の意義を考えるシンポジウム「3.11―そのときミュージアムは」が20日、仙台市青葉区の市博物館ホールであった。 宮城学院女子大の学芸員課程に在籍する学生でつくる実行委が企画。市博物館学芸員の佐々木徹氏が講師役となり、同館の被災状況や資料レスキューとしての取り組みを語った。 佐々木氏は、震災後に市内の旧家や寺院などを巡回し、歴史資料を保存する活動に参加した。「震災によって、資料の保存と公開という博物館機能の本質を、身をもって実感した」と強調。学芸員を目指す学生たちに「博物館はさまざまな人たちが関わって成り立っている。もし自分が学芸員として被災したらどうしていたか、当事者の意識で考えてほしい」とアドバイスした。 シンポジウムには、在校生、OGら約1
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