スルッとKANSAIは12日、大韓民国(韓国)の大手クレジットカード会社「ロッテカード」と提携し、2008年10月から韓国国内で交通系ICカード「PiTaPaカード」の発行を開始すると発表した。 韓国国内で発行されるのは、スルッとKANSAIの「PiTaPaサービス」と、ロッテカードのクレジットカード機能を1枚にした「ロッテPiTaPaカード」。PiTaPaサービスでは、利用料金の後払い(ポストペイ)方式を採用しており、本カードでもクレジットカードの利用料金と合算してウォン建てで銀行口座から引き落としが行われる。 スルッとKANSAIでは、2001年から韓国を含めた諸外国で周遊パス「KANSAI THRU PASS」を発行するなど、海外客に対する公共交通機関の利用促進に取り組んでいたという。今回のサービスを通じて同取り組みを強化するとともに、国土交通省が実施する「IC乗車券国際相互利用方策