感想と感想の合間に何も書かなかった10月(下書きはいろいろある)。 今回は、5本中、外部原稿が1本。 ■E1619■ 公共図書館でお金の借り方教えます:金融リテラシー教育支援 巻頭は篠田さん。 米国における経済不況を背景にした、米国消費者金融保護局(CFPB)と公共図書館の連携のはなし。9月に、CFPBが支援のための情報源をまとめたウェブページをリリースし、図書館側からもRUSAがガイドラインを出し、とまとまった動きがあったというのが今記事のトリガー。 ビジネス支援や健康情報サービスにつらなる流れ、なんだろう。こういうはなしではいつもそうだけど、連携相手として図書館が選ばれた理由(図書館以外ではだめだと *外部から* 判断された理由)がいちばん気になる。CFPB側は「図書館員自身が金融の専門家として教育を担うべき」だと無理目な期待をしているわけではないという。が、RUSAのガイドラインは「
京都市立芸術大学 芸術資源研究センター(略称:芸資研)は、京都芸大に2つある研究センターのうちの1つです。 芸資研のミッションは、これからの芸術創造をうながす資源となる「創造のためのアーカイブ」とは何かを探究し、そのつくりかたを考え、実際にそれをつくっていくことにあります。 京都には、また創立144年を数える本学には、たくさんの「芸術資源」があります。これまでつくられてきた芸術作品や制作時の資料だけでなく、ものをつくるための環境・時代背景、さまざまな学問がもたらす知見、さらには経済や社会的仕組みまで、芸術の創造にはさまざまなものごとが関わっています。京都という都市、あるいは京都市立芸術大学という場は、こうした芸術資源について考えるのに最適な場所であると同時に、その宝庫といっても言いすぎではありません。 芸資研は、研究センター自身がひとつのテラスとなることによって、美術や音楽といった境界を越
京都市立芸術大学 日本伝統音楽研究センターでは,日本の伝統的な音楽や芸能,その根底にある文化の構造を研究し,その成果の発表と市民の皆様への還元を目的として公開講座を開催しています。 39回目となる今回は,公開講座と国際シンポジウムを,2日連続して開催します。 公開講座では,「東アジアにおける近代音楽と作曲」をテーマとし,第1部では,作曲家の中村典子(京都市立芸術大学准教授)と音楽評論家の石田一志氏が,テーマに沿った講演を行ないます。第2部では,重要無形文化財保持者(人間国宝)である,京都出身の長唄演奏家(三味線方)今藤政太郎氏のレクチャーコンサートを実施します。第3部では,上記3名による座談会を催します。 国際シンポジウムでは,「東アジアにおける近代と音楽―データベースを軸として―」をテーマとし,音楽研究データベースに関わる各国の代表的な研究者による講演と,活発な議論を行います。(注:シン
この度,京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは,国立新美術館の協力のもと,アート・アーカイブをテーマにしたシンポジウムを下記のとおり開催します。 アート・アーカイブとは,アーティストの手稿,写真,映像など,作家や作品ゆかりの資料・記録類を指し,近年では大学や美術館がそれらの収集と利活用に取り組み始めました。 本シンポジウムでは,青木保国立新美術館館長による基調講演の他,大学と美術館でアーカイブの活動や研究に携わる専門家を招き,その取組事例の発表とパネルディスカッションを通じて,アート・アーカイブの意義と役割について考察します。 シンポジウム「来たるべきアート・アーカイブ」フライヤー(PDF/1920KB) 日 時
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