師走もあとわずかとなりました。本年も本当に有り難うございました。 矢のように過ぎ去った一年でしたが、皆様とのご縁に支えられているなと改めて痛感します。 FLF番外編でもご発表頂いた樹村房の大塚さんと今月初めに食事をしていて、ある著者の講演会を一緒にしないかとお声掛け頂きました。 その方こそ「図書館はラビリンス」(樹村房 11月15日発売: 添付資料)を書かれた内野 安彦先生です。 あの大塚さんがここまで熱意を持ってご推薦される人と本に興味を持ち、早速購入し読んでみました。 その「図書館はラビリンス」について、貸し出しと借受、ブランディング、音、イベント等、図書館のあるべき姿を著者の趣味、生活を通したご自分の言葉で軽妙に語られているなというのが率直な印象です。 非常に新しい視点で書かれた本であり、ランガナタンの言葉を使いながらインフラより人、すなわち図書館員の重要性を強調され、ライブラリアン