English それは的外れな意見と考えます。 大学には、毎年フレッシュな感覚をもった学生がどんどん入ってくるのですから、むしろ、一般企業よりも次世代の感性を先取りしているとも言えるのです。加えて、大学教員の流動性も増加傾向にあります。このような観点から「大学」を改めて考えると、これまでの学術研究の蓄積・伝統の上に最新の情報が絶えず循環する仕組みにあることがわかります。 その蓄積と最新の接点において、教育と研究を担うのが「大学」という組織です。「世間知らず」と言われるたことに「まあ、大学だからね」と言い訳は一切通用しません。本学の教職員は今一度、社会という生態系における大学の存在について考え、各自の日常教務において実行できる工夫はないか?自問自答し、少しでも行動して下さい。