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ブックマーク / www.museum.toyota.aichi.jp (2)

  • 豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art)

    自然の造形力と作家の創造力が詩的な感覚で融合された作品によって、現在、世界的に最も注目を集めているアーティストの一人、ジュゼッペ・ペノーネ(Giuseppe Penone、1947-)。抽象や具象にかかわらずコンセプチュアルで無機的、そして個人主義的な作品が氾濫する現代の美術界のなかにあって、ペノーネの自然味溢れ、詩情豊かな作品が発する独創性と私たちに与える説得力は、異彩を放っています。 ペノーネは、自然を素材とし、それとの直接的、あるいは間接的な相互作用によって作品を生み出しています。人間を含む自然の事象に目を向けることから導き出される彼の作品は、その中には存在するものの、意識的には認識されていない生命力や造形力を捉え、目に見えるかたちで私たちに提示しているのです。それは鋭い洞察力と豊かな感性に支えられており、また、日人の心性にも通じる自然観を湛えているとも言えるでしょう。 199

    kitone
    kitone 2009/07/08
    「よくぞ寄った」という写真
  • 山田弘和のヘンカデン(変化した・家電) ―次代のスタンダードデザインを目指して―|豊田市美術館 (Toyota Municipal Museum of Art)

    山田弘和(1951- )は、人々のライフスタイルの変化を独自の感性で捉え、次代のスタンダートとなるプロダクト(工業製品)の提案を試みてきたデザイナーです。例えばパーソナル・コンピュータのマウス。1980年代半ば、山田はオペーレータ用に開発されたばかりの四角い入力装置に、ネズミのイメージを重ね、握りやすく愛らしい現在のマウスの原型をデザインしました。「ほんの少し視点を変えるだけで、色々な可能性が見えてくる」と述べる彼のデザインは、親しみやすく、飽きのこないロングライフな性格を備えた点に特徴があります。 山田は、戦後長らく家電(家庭用電化製品)が対象としてきた核家族の像が、生活の多様化によって変容していることを理由に、家電のデザインは、現在の人々のライフスタイルに合わせて見直すべき時代にあると考えています。テレビや炊飯器など、私たちの生活の道具である家電は、今後どのように変化していくのでしょ

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