11月9日(水)図書館総合展の開会式に行った。ここ数年出店者の減少、各位言う私の勤務先も諸般の事情から出展を見送っているのだが、寂しくなっているが、併設して開催されるセミナーはタイムリーなテーマで興味をそそるが、残念ながら出席できずにいる。今回も仕事に大いに関係するセミナーが幾つかあったが、応募者多数で参加できなかった。 また仕事柄全国の図書館を訪問する機会が多いが、図書館の姿勢こそが、その地域のある意味行政の姿勢を反映しているものはないだろう。 旧態依然とした姿勢の図書館は、公営のかび臭い「古本の貸本屋」とし、また時間を持て余す老人の「憩いの家」になっている。建物は古くても、行政の明確な方向性を示された図書館は、館内に入ると「子育て支援」「就活支援」「ビジネス支援」と言った行政の方向性が伝わる雰囲気を感じるのだ。 これは街づくりとおなじだろう。寂れていく街は図書館がある意味象徴している。
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