学校司書×書店員=学校図書館ミステリ! 高校で起きる本にまつわる事件──実在する本が謎を解くカギになる、本好きのための1冊 『27000冊ガーデン』大崎 梢 『配達あかずきん』『平台がおまちかね』『クローバー・レイン』『スクープのたまご』など、書店や出版社など様々な本の現場を描いてきた大崎梢さん。新刊『27000冊ガーデン』は、神奈川県の県立高校の学校図書館を舞台にしたビブリオミステリです。タイトルの「27000冊」とは、高校の学校図書館における平均蔵書冊数のこと。学校司書さんは、流通する多くの本の中から購入する本を選び、棚を整え、生徒を手招きしています。 今作には、実在の書名も多数登場します。あなたは何冊読んでいるでしょうか? この本をきっかけに、また新たな本との出会いがありますように。 「小説推理」2023年6月号に掲載された書評家・大矢博子さんのレビューで『27000冊ガーデン』の読
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