GetFTR(Get Full Text Research)は、2月12日、新構想のために、論文撤回や正誤表の表示に関する調査を行い、その結果および今後の対応について発表した。 本調査は、図書館員、研究者、出版社、プラットフォームプロバイダーなどを対象に、2023年末に行われた。 調査結果として、回答者の100%が発見時点での論文撤回や正誤表の表示が重要だと考えていること、18%が常に当日の情報を入手していること、96%がGetFTRは役割を果たすべきだと考えていることが示されている。 調査結果を踏まえ、GetFTRは、既存のインフラを利用して、CrossrefとRetraction Watchが提供する撤回データと正誤表データを共有する予定だという。 その後、GetFTRと統合するすべてのツールやプラットフォームが、資格チェックと撤回・正誤表の表示の両方からメリットを享受できるようにする