by lavagirl66 科学分野での学術論文は基本的に研究を行った大学や研究機関の外部の人は自由に閲覧できず、教師や医師、起業家たちは最新の研究内容を知るために高いお金を支払って科学雑誌を購読する必要があります。しかし、2020年からヨーロッパで発表された研究内容は全て無料で、誰でも自由に閲覧できるようになるという決定がなされました。 All European scientific articles to be freely accessible by 2020 | News item | EU2016.nl http://english.eu2016.nl/latest/news/2016/05/27/all-european-scientific-articles-to-be-freely-accessible-by-2020 ヨーロッパでは「科学的卓越性」「産業における先導性」「
欧州委員会(EC)参加国のオープンアクセス(OA)およびオープンデータ方針作成を推進するプロジェクトPASTEUR4OAはこのたび、リトアニア研究会議(Research Council of Lithuania)による"Guidelines for Open Access to Research Results"(試訳:研究成果へのオープンアクセス指針)の採択を歓迎するとのコメントを発表した。以下、コメントより。 この指針は、欧州研究・イノベーションプログラムHorizon2020(H2020)オープンアクセスの義務化とオープンリサーチデータパイロット、および2012年7月に公開された科学情報へのアクセスと保存に関するECによる提言に完全に準拠している。 移行期間が設けられ、研究者の学術的自由を尊重と、欧州の研究機関ですでに共通化している基準:リポジトリへの即座のデポジットと相当のエンバー
ヨーロッパ大学協会 (European University Association、EUA)はこのたび、"EUA Roadmap on Open Access to Research Publications"と題した今後1年間の行動計画を公表した。EUAは、欧州47か国・地域の800以上の高等教育機関が参画する協力機関である。 この行動計画は、今後3年間をかけて実現するビジョンの第一歩に相当する。 ビジョンは、大学およびその研究者が協働し、公表し、また、学術成果をオープンな形で利用できるプラットフォームをコスト効果の高いフェアな形で利用できるようにすることである。 初年度の行動計画は、以下の3つの領域に分かれている 1 情報収集とその共有 2 ポリシーおよびgood practiceの提言 3 研究者およびその他の利害関係者との対話および動員 [ニュースソース] EUA Roadmap
2015年11月30日、Open Access Network Austria(OANA)の”National Strategy”ワーキンググループが”Recommendations for the Transition to Open Access in Austria”と題した文書を発表しました。 OANAはオーストリアの政府系基礎研究助成機関、Fonds zur Förderung der wissenschaftlichen Forschung(FWF)と21の公立大学が所属する大学団体、unikoの協働の下で、2012年に設立されたネットワークです。オーストリアにおけるオープンアクセス(OA)実現のための提言活動を行うこと等を目的としています。 今回公開された文書では、2025年までにオーストリアのすべての研究成果をOAにするために必要なこととして、16の提言を挙げるとともに、そ
高等教育および研究のICT活用と開発を目的としたJisc等5機関によるKnowledge Exchange(KE)はこのたび、OA政策を実施するため特に重要なサービスを確立し、政策立案者に明示することを目的とした調査を実施する。オープンアクセス(OA)政策、サービス、基盤との関係を明らかにすることで、持続可能なOA基盤の開発に役立てる。 原型となる政策、使用事例、サービス属性を開発するため、KEに参加する英国、オランダ、ドイツ、フィンランド、デンマーク5か国の専門家や関係者から意見を聴取し、調査結果を8月開催予定の2つのワークショップで討議後最終報告書としてまとめ、2015年後半に公開する予定である。 [ニュースソース] Developing a sustainable infrastructure to support open access - Research Consulting
欧州委員会(EC)が助成するOpenAIRE2020プロジェクトはこのたび、第7次研究開発計画(FP7)により助成された研究プロジェクトの助成終了後のOA論文費用を支援するゴールドオープンアクセス(OA)パイロットプロジェクトを開始した。 欧州委員会(EC)は、論文の受理、査読の遅れにより研究助成期間中にゴールドOAで出版することが難しいFP7助成の研究プロジェクト終了後2年間に出版する論文を対象に、総額400万ユーロ(5億4,000万円相当)を投じる。 パイロットプロジェクトの開発は、EC、OpenAIRE、出版社、図書館、研究機関等との協力の下、LIBERが調整にあたる。 [ニュースソース] Researchers can benefit from €4m fund to cover the costs of Open Access publishing for post-grants
Science-Metrix社が欧州委員会向け(RTD-B6-PP-2011-2: Study to develop a set of indicators to measure open access)に作成した一連のレポートのリスト、をメモ。GOALでエンバーゴとImpact Factorに関するメールを読んでいて気になった。 欧州におけるオープンアクセス(ポリシー、戦略、研究データ含む)の状況をまとめた資料として使えそう。定期か不定期か知らないが、年を重ねるにつれて内容がアップデートされ、バージョンが上がっていってるもよう。 Archambault, E. et al. (2014) Proportion of Open Access Papers Published in Peer-Reviewed Journals at the European and World Levels
EUによる助成を受けた研究成果のオープンアクセスを推進する”OpenAIRE 2020”が、新たにEUの第7次研究開発枠組み計画(FP7)の助成を受けた研究成果を対象に、オープンアクセス(OA)雑誌等のいわゆるゴールドOAの形での発表を支援するパイロットプロジェクト、”Gold Open Access Pilot for post-grant FP7 publications”を実施することを発表しています。 FP7は2007年から2013年にかけて実施された、既に終了した研究助成プログラムで、現在では新たな助成プログラムである”Horizon 2020”が開始されています。しかし研究成果の発表は研究が終了してから行われることもあり、FP7の成果は助成期間終了後も発表されています。このような成果のゴールドOA化推進のため、今回のパイロットが始められるとのことです。パイロットの運営は欧州研究
Details of the EU funding programme which ended in 2020 and links to further information. What was Horizon 2020? Horizon 2020 was the EU's research and innovation funding programme from 2014-2020 with a budget of nearly €80 billion. The programme has been succeeded by Horizon Europe. All news, events, programme details, project lists and more are available on the archived Horizon 2020 website. Hor
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