アメリカ班の南です。 最近、米国メディアをチェックしていると、「デジタル・デトックス」という言葉をよく見かけるようになりました。昨日のブログでも触れているように、ネットと常につながっている状況から抜け出して、「オフラインの休暇」を取ろうという考えが米国で広がっているようです。 以前から「SNS疲れ」に関する記事はよく見かけましたが、そこから一歩進んで、ネットに接続した状況からの脱却をより積極的に行う動きが起きているようです。たとえば先日、「ニューヨーク・タイムズ」紙は、カリフォルニア州のナバロで開催されているデジタル・デトックス・キャンプの取り組みを紹介していました。 そこに集まった300人余りの参加者は3日間のあいだ、携帯電話、コンピュータ、タブレット、時計を使用することや、仕事、年齢に関して話すことを禁じられ、名前もキャンプ中だけの仮の名前を使って生活するそうです。ネットから離れ