春、何かを新しく始めるには最適な季節だ。例えば、ランニング。走ろうと思いつつ、初めの一歩が踏み出せない人は多い。そんな先延ばし症候群の人に向けた、元箱根駅伝ランナーでランニングクラブも主宰している酒井政人氏の「走らないことの3つの損失」とは――。 「今、走らない人」が確実に損する3つのこと 先日の2018東京マラソンでは設楽悠太(ホンダ)が16年ぶりの日本新記録を出した。マラソン中継を見て、自分も走ってみようかなとやる気になった方もいると思う。また春が到来し、ダイエットのためにランニングでもしようかなと考える向きも少なくないだろう。 しかし、だ。 そう心の中で思っても“初めの一歩”を踏み出せずにいる人は案外多い。今回は、そんな人々の背中を押すべく、「今、走らないこと」の「損失」を考えてみたい。 走りたいけど、走れ(ら)ない。そんな心のモヤモヤ状態は精神衛生上良くない。宿題を終えていないのに
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