北アルプスを流れる黒部川に沿って谷間を縫うように走り「トロッコ列車」の愛称で親しまれる黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)が20日、冬の運休から4カ月半ぶりに宇奈月―猫又駅間の約12キロで運転を再開した=写真。 車両に乗り込んだ観光客らは、最高時速25キロでゆっくりと走る列車に揺られながら、雪の残る新緑の景色を満喫した。 5月17日には欅平駅までの約20キロが全線開通する。運行は11月末まで。
北アルプスを流れる黒部川に沿って谷間を縫うように走り「トロッコ列車」の愛称で親しまれる黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)が20日、冬の運休から4カ月半ぶりに宇奈月―猫又駅間の約12キロで運転を再開した=写真。 車両に乗り込んだ観光客らは、最高時速25キロでゆっくりと走る列車に揺られながら、雪の残る新緑の景色を満喫した。 5月17日には欅平駅までの約20キロが全線開通する。運行は11月末まで。
南極海で行われる日本の調査捕鯨を危険な行為で妨害し続けている反捕鯨団体「シー・シェパード」は12日までに、かつて日本の海洋気象観測船だった船舶を購入、新しい南極パトロール船「サム・サイモン号」として、現場に投入する方針を明らかにした。船名は、資金提供者が米人気アニメ番組「ザ・シンプソンズ」の共同制作者の1人、サム・サイモン氏だったことにちなんでいる。 サム・サイモン号は、気象庁の舞鶴海洋気象台に配備され2010年に廃止された、海洋気象観測船「清風丸」(484トン)で、全長56メートル。1993年に導入され、主に日本海で水温や塩分、海流などのデータを収集していた。 毎年、越冬隊を派遣、南極との縁も深い気象庁の関係者は、清風丸がシー・シェパードの手に渡ったことについて「ただ、ただ驚いた…」と複雑だった。
◆◆ iPhone iPad スマートフォン用のパノラマはこちら ◆◆ 日本最東端の南鳥島(東京都小笠原村)。東京から直線距離で約1860キロ、航空自衛隊入間基地(埼玉県)から輸送機(C-130)に乗り約4時間かかる絶海の孤島だ。 島はほぼ正三角形の形で、面積約1.5平方キロ。年間平均気温は約25度。島に住民はいないが、日本の領土であることを示すため、海自と気象庁などの二十数人が飛行場の維持や気象観測に当たっている。南鳥島周辺の海底には大量のレアアース(希土類)が存在する可能性が指摘されている。(2012年11月21日、鈴木健児撮影) ( Minamitorishima Island is located in the most eastern Japan / Ogasawara village , Tokyo/ panorama)
航行する護衛艦(手前から)「ちょうかい」、「あたご」、「あきづき」=14日午後、神奈川県沖の相模湾(酒巻俊介撮影) 海上自衛隊の観艦式が14日、野田佳彦首相も出席し神奈川県沖の相模湾で行われた。首相は護衛艦「くらま」に乗艦し、艦艇の洋上パレードや潜水艦の潜航浮上などを観閲。訓示で「領土や主権をめぐるさまざまな出来事が生起している。自衛隊の使命は新たな時代を迎え重要性を増している」と述べた。 当初は海上保安庁の巡視船1隻も参加する予定だったが、沖縄県・尖閣諸島の国有化に反発を強める中国への対応などを優先するため取りやめた。 観艦式には、海自の艦船45隻と米国、オーストラリア、シンガポールの海軍からそれぞれ1隻の計48隻が参加した。 外国軍の艦艇が観艦式に参加するのは、2002年の海自50周年を記念した「国際観艦式」に米国、ロシアなど11カ国の17隻が参加して以来。 ★ 各写真はクリ
海水をベールのように引っ張ってジャンプ一番、氷上に戻るアデリーペンギン=南極・ラングホブデの水くぐり浦(芹沢伸生撮影) 水中からジャンプ一番、結構な高さまで飛び上がって氷上に戻るアデリーペンギンは、まるで忍者のよう。陸にいるときの、酔っ払ったサラリーマンよろしく、ユーモラスでゆっくりとしたイメージとはうって変わり、機敏でスマートだ。 水中での動きもスピーディーでカッコいい。 水族館などで見た人も多いと思うが、まるで空を飛ぶように縦横無尽に泳ぎ回る。 首とつま先をピンと伸ばし、極限まで抵抗を減らした姿勢で、フリッパーと呼ばれる羽で水をかく。 「飛べない鳥」という烙印を押されている彼らだが、実は大海原の中を〝飛んでいる〟のではないだろうか。 だとすると、氷に戻る瞬間は、ある意味「着陸」なのかもしれない。 この瞬間を狙って、何時間も極地で粘った。 簡単に撮れるものではなく、根気の
山口県岩国市の岩国航空基地。訓練はその沖合で海上に脱出したパイロットを救出するという設定で行われた。乗り込んだのは操縦士、副操縦士のほか、捜索を行う救難航空士、ボートで救助活動を行う機上救助員ら総勢11人だ。 基地を離陸すると、「スポット」と呼ばれる装置により目標がレーダーに表示される。海上を旋回して目標を確認すると、機体はゆっくりと大きく傾き、時速約100キロで着水した。 機内で組み立てられた全長約7メートルのボートが下ろされ、激しい波をかぶりながら遭難者の待つ現場へ。そのスピーディーで緊迫した救出訓練はシャッターを切るタイミングも忘れるほどだ。機内に引き上げると、一気に汗が噴き出したが、飛行艇のどっしりとした安定感と静かな「離水」に頼もしさを覚えた。
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