勤勉でマジメだけど、休み方が下手だといわれる日本人。『超一流、二流、三流の休み方』の著者で、プロの執事として数々の富裕層を見てきた新井直之氏は、超一流の人々はホテルの部屋を予約してまで仮眠をとると明かす。デスクに突っ伏しても疲れはとれないと知っているからだ。では、私たち一般のビジネスパーソンはどうすればよいか? 効果的な仮眠のとり方を教えてもらった。 眠気をひきずりながら仕事をすると、仕事の効率や生産性が落ちます。 眠いときには、思い切って仮眠し、眠気を解消したほうが仕事のパフォーマンスは高まるのです。このとき問題となるのは「睡眠の質」です。どのような睡眠をとったかで、その後の仕事の生産性は大きく変わってきます。 私も会社員時代、徹夜仕事が連日続き、眠気に耐え切れずデスクでよく居眠りしていたものです。しかし、職場で居眠りすることのバツの悪さもあり、まったく疲れが取れなかったのを覚えています