そもそも損益通算とは?損益通算とは、同一年度内で発生した利益と損失を合算することです。例えば、会社員が年の途中で起業し、その年に事業で赤字が出た場合、その赤字を給与所得と合算して、全体の課税対象となる利益を減らすことができます。これにより、納めるべき税金の額が減少します。 損益通算ができる所得損益通算が可能な所得には制限があり、主に以下の4つの所得が該当します。 これらの所得で赤字が出た場合、他の所得との損益通算が可能です。ただし、不動産所得の赤字は、その原因によっては他の所得との損益通算が認められないこともあります。例えば、生活に必要でない資産の貸付けに関わる損失や、国外中古建物から生じた不動産所得の損失の一部は損益通算できません。 また、譲渡所得に関しても、生活に必要でない資産の譲渡や申告分離課税の株式等による損失は損益通算の対象外です。 株で損した人は確定申告で節税!損益通算すべき?
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