RubyのI18n(国際化・多言語化: internationalizationの略)gemはRuby on Rails 2.2以降からRailsに同梱されています。このgemは、アプリケーションの文言を英語以外の別の1つの言語に翻訳する機能や、多言語サポート機能を簡単かつ拡張可能な方式で導入するためのフレームワークを提供します。 アプリケーションの「国際化」プロセスといえば、使われるすべての文言やロケール固有の要素 (日付や通貨フォーマットなど) の抽象化までの作業を指すのが普通です。一方、「ローカライズ(localization)」とは、具体的な翻訳方法を提供したり、そのためのフォーマットを提供したりすることを指します。1 Railsアプリケーションを国際化するプロセスでは、以下を行う必要があります。 i18nを確実にサポートすること。 ロケール辞書の置き場所をRailsに指示すること