経営、経済の世界では、データ解析や情報分析は不可欠となっている。そうした社会のニーズに対応するため、東京理科大学経営学部では「経営を科学する」をキャッチフレーズに、理工系総合大学ならではの強みを生かした科学的アプローチによる経営教育を行っている。東京理科大学で経営学を学ぶメリットや、これからの社会に求められる人材について、経営学部ビジネスエコノミクス学科の下川哲矢教授に話を聞いた(写真は、グループ研究によるプレゼンの授業。中央が下川教授)。 ◆数理数量的なアプローチで「経営を科学する」 東京理科大学経営学部では、理学・工学の知識に基づく数量的アプローチを積極的に活用し、文理の枠を超えた経営教育を行っている。データや論理性、抽象化などを駆使した「科学的アプローチ」で、経営を取り巻くさまざまな課題を分析・解析し、「創造的に解決できるイノベーションリーダーの育成」を目指している。 理工系総合大学