1 令和4年 12 月 13 日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する 調査結果について 1.調査の目的 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する 調査を平成 24 年に実施後 10 年が経過し、この間、発達障害者支援法の改正(平成 28 年) 、高等学校 における通級による指導の制度化(平成 30 年) 、小・中・高等学校学習指導要領における特別支援教 育に関する記述の充実(平成 29・30 年)など、発達障害を含め障害のある児童生徒をめぐる様々な 状況の変化があった。今後もインクルーシブ教育システムの理念に基づいた特別支援教育を推進す るためには、現在の状況を把握することが重要である。そのため、本調査により、通常の学級に在籍 する特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態と