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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (3)

  • 著作権の消滅した作家名一覧 : 青空文庫

    ここでは、青空文庫で作業対象となる、著作権の消滅した作家名の一部を、簡易的な一覧にしています。 このリストになければ、その作家の著作権はまだ切れていないおそれがありますが、この資料はあくまで目安であって、情報を網羅しているわけでも、完璧なものでもありません。このリストにない作家でも、青空文庫の「登録全作家インデックス」に記載されている場合があります。また情報の確認には、各種事典や Web NDL Authorities のほか、Wikipedia なども参照してください。 また、作業したい作品が着手されていないか、「作業中の作品」も必ず確認してください。 【あ】 会津八一(1881年8月1日~1956年11月21日) 饗庭篁村 あえば・こうそん(1855年8月15日~1922年6月20日) 青木月斗 あおき・げっと(1879年11月20日~1949年3月17日) 青木健作(1883年~19

    kjtec
    kjtec 2024/02/19
  • 岡倉覚三 村岡博訳 茶の本 茶の本

    茶は薬用として始まり後飲料となる。シナにおいては八世紀に高雅な遊びの一つとして詩歌の域に達した。十五世紀に至り日はこれを高めて一種の審美的宗教、すなわち茶道にまで進めた。茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式であって、純粋と調和、相互愛の神秘、社会秩序のローマン主義を諄々(じゅんじゅん)と教えるものである。茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある。いわゆる人生というこの不可解なもののうちに、何か可能なものを成就しようとするやさしい企てであるから。 茶の原理は普通の意味でいう単なる審美主義ではない。というのは、倫理、宗教と合して、天人(てんじん)に関するわれわれのいっさいの見解を表わしているものであるから。それは衛生学である、清潔をきびしく説くから。それは経済学である、というのは、複雑なぜいたくというよりもむしろ単純のうちに慰安を教えるから。それは精

  • 芥川龍之介 大正十二年九月一日の大震に際して

    一 大震雑記 一 大正十二年八月、僕は一游亭(いちいうてい)と鎌倉へ行(ゆ)き、平野屋(ひらのや)別荘の客となつた。僕等の座敷の軒先(のきさき)はずつと藤棚(ふぢだな)になつてゐる。その又藤棚の葉の間(あひだ)にはちらほら紫の花が見えた。八月の藤の花は年代記ものである。そればかりではない。後架(こうか)の窓から裏庭を見ると、八重(やへ)の山吹(やまぶき)も花をつけてゐる。 山吹を指(さ)すや日向(ひなた)の撞木杖(しゆもくづゑ)    一游亭 (註に曰(いはく)、一游亭は撞木杖をついてゐる。) その上又珍らしいことは小町園(こまちゑん)の庭の池に菖蒲(しやうぶ)も蓮(はす)と咲き競(きそ)つてゐる。 葉を枯れて蓮(はちす)と咲ける花あやめ  一游亭 藤、山吹、菖蒲(しやうぶ)と数へてくると、どうもこれは唯事(ただごと)ではない。「自然」に発狂の気味のあるのは疑ひ難い事実である。僕は爾来(じ

    kjtec
    kjtec 2021/09/01
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