「日本は侵略戦争をしたの?」「A級戦犯って、なあに?」「首相が靖国神社に参拝すると、なぜ問題になるの?」 子供に問われ、困っているお父さん、お母さんも多いことだろう。 戦後61年の夏。今や親も子も戦争を直接には知らない。しかし、戦争の体験がないからこそ、わだかまりなく歴史を見つめることもできる。 日本の敗戦で終わった、あの戦争は何だったのか。その責任は、だれにあるのか。いろいろな本を手がかりに、親子で語り合ってみてはどうか。 ●満州事変から泥沼へ 最近は、左右のイデオロギーにとらわれずに戦争を直視する本が目につく。 たとえば、評論家の松本健一さんの「日本の失敗」(岩波現代文庫)という本がある。1945年の敗戦に至るいきさつを豊富な資料で追っている。 日本は明治維新の後、日清、日露の戦争に勝つ。朝鮮半島を植民地にし、中国に進出していく。 15年近くも続く泥沼の戦争の始まりになったのは、日本軍
亀田騒動に日本の文化 19歳の新チャンプ 亀田ブームと亀田バッシングは、日本文化の象徴である。放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏が、鋭く指摘した。WBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅(19=協栄)の世界戦は、なぜあれほど世間の注目を集めるのか。デーブ氏は、テレビを通じて日本に定着した独特の文化に要因があると分析する。 デーブ氏「日本人は苦労する姿を見るのが大好きだよね。すし職人が一人前になるには10年かかるといわれるし、『あしたのジョー』や『巨人の星』といったスポ根アニメも人気があった。『苦は楽のため』と言う。米国人は最初から楽な方がいいという考え。同時にプライベートをのぞき見るのも大好きなんですよ。お宅拝見なんてほかの国ではないでしょう」 もともと日本人が好きな「スポ根」を再現しているのが亀田一家。それが人気につながっているという。なぜスポ根が好きなのか。ルーツは意外なところにあ
「フィギュア萌え族」に象徴されるオタク叩き・疑問報道問題と、メディアおよび社会におけるオタクの在り様について書いています 奈良での少年による現住建造物放火家族殺害事件について、2006年6月25日のサンデーモーニングで、下記のやりとりがありました。 少年が受けていたプレッシャーや、子育て・教育の問題を中心として言及せずに、若者が接しているメディアを象徴する「単語」をこれでもかと並べ立てて原因扱いする事は、もはや、世間の親御さんたちに「私は悪くない」という気休めを与えているだけではないでしょうか? 我々視聴者を、「大いなる虚構」の中に閉じ込めて、何の為の報道でしょうか?世論でしょうか? ---------------------------------- 関口宏 あのーあれだけの事件を起こしながらねぇ、ワールドカップが見たいっていうこの辺 も我々の感覚からすると解んないですがねー。
朝日新聞シンポジウム「子どもを守る――いま、できること、すべきこと」 2006年04月11日(火)東京・有楽町朝日ホール 子どもを犯罪から守るためにできること、すべきことを話し合う朝日新聞主催のシンポジウム「子どもを守る」が開かれ、約300人の聴衆が集まった。 基調講演で中村攻・千葉大教授(地域計画学)が「都市、農村を問わず大人が昼間、地域にいない。大人がいる街の再生が課題」と説いたのを受け、討論では、子育てを母親に任せてしまいがちな父親の役割の大切さなど、さまざまな指摘がなされた。 パネリスト 中村攻 千葉大学園芸学部緑地・環境学科教授。専門は地域計画学、環境造園学。公園や緑地、街路などのまちのオープンスペースの計画を中心とする造園学の立場から都市計画の在り方を研究。この15年は、子どもを犯罪から守るまちづくりの在り方について研究するとともに、具体的な活動方針を提案し、 全国各地で各種地
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