コンビニエンスストアの深夜営業自粛を提唱してきた埼玉県の上田清司知事は、12日に横浜市で開かれた8都県市首脳会議で、コンビニの深夜営業自粛を視野に、深夜型ライフスタイルの見直しを提案した。しかし、ライフスタイルの見直しについては出席した首長の賛同を得たが、コンビニ自粛については消極的な発言が相次いだ。地球温暖化防止対策として各自治体、コンビニ業界を巻き込んだ大論争に発展したが、なんらかの答えを出す道のりは険しそうだ。(高橋裕子) 8都県市首脳会議は、首都圏の知事、政令市長が定期的に集まり、共通の課題などについて話し合っている。過去にはディーゼル車対策に一体となって取り組み、各自治体が排ガス規制を強化するなどの成果を挙げてきた。 上田知事は地球温暖化防止などの観点から、深夜型ライフスタイルの見直しを提唱。その象徴として24時間営業しているコンビニの深夜営業自粛を訴えてきた。しかし、会議の席上