いよいよ、本格的な花粉症シーズンが到来。昨年より数倍の飛散量が予想され、今年、花粉症デビューという方も少なくないはず。 花粉シーズンともなれば、少なくとも1か月以上の薬の服用も仕方ない......そんな時こそ、症状を緩和させるため、即効性も期待できると言われる「漢方薬」を取り入れてみてはいかがでしょう。 漢方の考えでは、花粉症は、体表面を取り囲むバリア機能を持つ「気」が不足し、免疫異常をきたすことにより起こると考えられています。呼吸器系の「肺」や、その親子関係にある、消化機能系の「脾」が弱い人も花粉症に悩まされることが多いと考えられているようです。 そのため、花粉症を改善するには、根本的な体質改善が必要としますが、それには時間がかかることも......根本的な体質改善は漢方の得意とするところですが、意外にも、悩んでいる症状を治療することを指す、標治(ひょうち)においても、実力を発揮すること
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