ブックマーク / gnxshop.blog.ss-blog.jp (21)

  • 紙魚:So-netブログ

    ・「自分」は必ず二人いる。普段は「主観」で物事を感じ、活動しているけれど、一方でそれを「客観」的に眺めているもう一人の「自分」がいる。 ・俳句は、傑作を求める世界じゃない。たまたま見事な句ができても、呼吸がきれいにきまったくらいなもの。 ・人はいつも何かを求めて生きている。それが「どんなものか」によって「偶然の出会い」が生まれ、人生そのものが変わっていく……。だから、心の中で何かを求める時は、その芯のところは精錬でなくてはならない。そこに邪心があったら、良い「偶然」は訪れない。 ・未経験な事柄がお題になると、アタマの中だけで詠んでつまらない句ばかりがダラダラできてしまう。いわゆる観念的な句で、情緒だけで勝負するようなくだらないものばかりになる。 ・現代は、どこも清潔に保たれてて、人為的な香りは感じられるけど、それ以外の匂いや臭いになかなか出会えなくなってきている。

    kkbt2
    kkbt2 2017/08/12
    「他人がしないことを今日するのは、他人ができないことを明日できるようになるためだ」
  • 『イノベーターズ 革新的価値創造者たち』:紙魚:So-netブログ

    kkbt2
    kkbt2 2015/08/11
    「人生は見たり、聞いたり、試したりの三つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な「試したり」
  • 『直感を裏切る数学』:紙魚:So-netブログ

    ・天才は才能があるからひらめくのではなく、たくさん考えているからひらめくんです。 ・82歳で52169人、83歳で48550人になり半数を切ります。実は「半数の人が亡くなるのは、82歳から83歳の間」ということのようです。 ・女性の半数が亡くなるのは、89歳から90歳の間」ということになります。 ・意外なことに、男女どちらを見ても、「平均寿命より先に亡くなるのは、半数よりも少ない」のです。平均寿命では、約6割の人が存命です。 ・割合を把握するためには計算は必須であり、なんとなくの直感だけでは掴み切れないものなのです。 ・こうしたややこしい割合を、さらにややこしくしたものが確率です。 ・普通は、原因から結果を推定するわけですが、ベイズの定理では、逆に、結果から原因を推定するのです。 ・大正時代の日は今より人口が少なく、5600万人しかいなかったようです。 ・「両対数グラフが直線になる」法則

    kkbt2
    kkbt2 2015/07/31
    「天才は才能があるからひらめくのではなく、たくさん考えているからひらめく」「こういうふうに定義しないと、おかしなことが起きてしまうらしい」
  • 『他力本願 仕事で負けない7つの力』:紙魚:So-netブログ

    kkbt2
    kkbt2 2015/04/24
    「世の巨匠たちが晩年になって駄作を発表するようになるのは、才能が枯渇したからではないと僕は思う。偉くなって、人の意見を聞けなくなったからなのだ。誰も意見をしてくれなくなるから」
  • 『独裁者のためのハンドブック』:紙魚:So-netブログ

    政治とは、政治権力を握り、それを保持することである。政治とは「我ら、人民」一般の福祉に関することではない。 ・私たちは、政治について論じるときは国益とか公共財とか国民一般の福祉といったファジーな概念について考えたり話したりするよりも、特定のリーダーを名指しして、その行動や利害について考えたり、話したりする習慣を身につけなければならない。 ・政府や組織の態度の違いは、取り換えのきく者、影響力のある者、かけがえのない盟友の絶対的、相対的なサイズの違いによる。 ・必要に迫られるまで決して手の内を明かさない、これがうっかりと秘密の意図を悟られない方法である。 ・賢明なリーダーは、権力掌握のために働いた盟友をそれほど考慮しない。カストロの側近の多くがどんな末路を辿ったか思い出してほしい。 ・かけがえのない盟友を排除し、入れ替え、絞り込んだ末にこそリーダーの将来は、安泰になる。 ・頂点に立つことがで

    kkbt2
    kkbt2 2014/08/18
    「頂点に立つことができない者を身近なアドバイザーとして選ぶ」「粗悪なインフラは、多くの国ではわざとそうなっている」「援助は、独裁者に、問題解決を妨げようとする動機を与えてしまう」
  • 『勉学術』:紙魚:So-netブログ

    ・語学学校に行こうが大学に通おうが、自分で勉強しなければ、つまるところ何も身につかない。 ・まず基礎を固め、それからだんだんと難しい方へという方向性が必要なのは数学と楽器演奏だけである。他の事柄には実は基礎も中級も上級もない。 ・大人とは人生の経験を積み、物事を深く知った者だと子供は思っている。しかし、やがてわかってくる。普通の大人とは、ただ年をとった人間にすぎない。 ・何もかも漫然と眺め、世にあるもの一切を当たり前だと受け止めている限り、疑問は出てこない。子供のように、あらゆるものに「なぜ」という疑いを持たないと知識は得られないのである。 ・情報とは、そのつどの状況の一端を伝えているものである。だから、交通知識といわず、交通情報という。 ・現代世界に通用している主要言語がラテン語を基礎にしているのである。カトリックの宣教師たちが外国語をすぐに覚えるのはラテン語を知っているからなのだ。 ・

    kkbt2
    kkbt2 2014/05/09
    「まず基礎を固め、それからだんだんと難しい方へという方向性が必要なのは数学と楽器演奏だけ」「情報とは、そのつどの状況の一端を伝えているもの」
  • 『ウェブ社会のゆくえ』:紙魚:So-netブログ

    ・「現実の空間」と「メディアの情報」を比べた場合に、現にその場にいる人よりも、メディアの情報に触れている人の方が、その場で起きていることに詳しいというケースはいくらでも思いつく。 ・もはや連絡を「取り合う」のではなく、「絶やさずにいる」ことが目的となっている。スクリーンを介してすべての人と一心同体になって、すべての瞬間を共有しながら、同じことを感じ、考え、行おうというのだ。 ・「寂しいから」ではなく「一人だと思われるのが怖い」。 ・ケータイメールの活発な利用者は、そうでない者に比べて孤独に対する耐性が低い傾向が見られるという。 ・ソーシャルメディアといったデジタルな情報が人間関係の基盤となっている現在では、友人関係とは、気の合う間柄で徐々にはぐくむものではなく、知り合ったときに最初に連絡先を交換して、その中からより深い付き合いに移行できる相手を探していく過程で見出されるものになっている。い

    kkbt2
    kkbt2 2014/03/01
    「連絡を「取り合う」のではなく、「絶やさずにいる」ことが目的」「「寂しいから」ではなく「一人だと思われるのが怖い」」「映像をみんなで見るということそのものが、視聴の目的」
  • 『世界初をつくり続ける東大教授の「自分の壁」を越える授業』:紙魚:So-netブログ

    ・秀才は、与えられた課題を効率よくこなし、既存の枠組の中で最大限の結果を残すことができます。しかし天才は、枠組(ジャンル)そのものを自分の手で生み出すことができます。 ・大勢の人が注目する分野には目もくれず、誰ひとり見向きもしないような場所で、伸び伸びと研究してきた。新しい「モノ」をつくるのではなく、新しい「ジャンル」をつくってきた。 ・ブルー・オーシャンとは、「マイナーな競技に参加すること」ではありません。自らの手で「まったく新しい競技をつくること」です。 ・アメリカ社会の「誰もやっていないから価値がある」「人と違うことに価値がある」という、ある意味日とは正反対の考え方です。 ・ほめることと甘やかすことは違います。そしてなにより、ほめるのはタダです。相手に少しでもほめるべき点があったら、ためらうことなくほめていきましょう。 ・いまの日はあらゆる業界が飽和状態を迎えていて、従来的な改善

    kkbt2
    kkbt2 2013/11/17
    「サイエンスにおける「発見」は、想定外に「遭遇」することからはじまります」「思考パターンを変えるためには、生活パターンを変える」
  • 『マキャベリー的知性』:紙魚:So-netブログ

    ・一人一人に分断された個人は、無力なものである。 ・アスペルガー・タイプとは、不器用な対人関係や一方通行なコミュニケーション、こだわりの強さを特徴とするシンドロームで、近年、驚くべき勢いで増えている。 ・社会的知性とは、他者に働きかけ、他者をコントロールすることによって、自分の居場所を確保し、自分の望む目的を達成する能力である。 ・相手の意図を読み取り、行動を予測し、それに基づいて、相手を出し抜いたり、騙したりする能力が、社会的知性のもっとも中核的な能力と考えられている。 ・厳しい社会状況になればなるほど、社会的知性の重要さは増すばかりである。職務を全うしようと努力したり、責任や義務を忠実に果たしたり、身を粉にして働くだけでは、人生は報われないのである。 ・狡賢く、要領よく生きた人物が、リーダーとして、あるいは有名人として、真面目に働くことしかできない人々の上に君臨し、その上前をはね、命令

    kkbt2
    kkbt2 2013/10/16
    「仕事ができない人は、すべてにおいてリアクションが遅い。その結果、相手が意欲を疑ったり、不信感を持ったりしやすい」
  • 『人生の科学 「無意識」があなたの一生を決める』:紙魚:So-netブログ

    ・意識は、無意識のした仕事の結果を私たちに伝えるために物語を作り上げるという。それだけが意識の仕事だというのだ。 ・ガリレオは、地球を宇宙の中心という特権的な地位から引きずり下ろした。それと同じように、意識も、人間の行動の支配者という特権的な地位から引きずり下ろされようとしているのだ。これはまさに知の革命というべきだろう。 ・子供たちには、目の前にあるハードルをいかにして越えるか、その方法ばかりが教え込まれる。それよりも、誰と友達になるか、誰と結婚するか、誰を愛し誰を軽蔑すべきか、強い衝動をいかに抑えるかということの方が人生においてははるかに重要なのに、それは誰も教えてくれない。 ・再び脚光を浴びるようになったのが「コンポ―ジャー・クラス」と呼ばれる種類の人々である。彼らは、ヘッジファンドで一攫千金を狙おうなどとは決してしない人たちだ。お金お金を産ませることには興味がない。地道に着実に力

    kkbt2
    kkbt2 2013/10/16
    「物事をすぐに決めつけず。慎重な態度を維持していれば、その間に無意識が働く」「環境を変えれば、環境から無意識のうちに受け取る様々な情報により、自分の内面が変わることがあり得る」
  • 『リスクにあなたは騙される 「恐怖」を操る論理』:紙魚:So-netブログ

    ・新聞の紙面や夜のニュースを見るといい。どの日をとっても、誰か――ジャーナリストや活動家、コンサルタント、企業の幹部、政治家――が私たちや私たちの大切な人を脅かす何かしらの「流行」について警告していることがよくある。 ・未来に目を凝らし、事態がぞっとするほど悪くなるあらゆる可能性を想像することは、知識人の頭脳ゲームのようなものになっている。知識人の中で野心を持つ者は自らの暗い想像をベストセラーに仕立てる。 ・歴史にもう少し注意を払えばいつの時代も「この世の終わりだ」と叫ぶ人間がいたことに気づくだろう。そして、そのように叫ぶ人間のほぼ全員が、未来を予見する能力を持っていなかったことが判明している。 ・ためらわずゴロワーズのタバコに火をつける人間が、どうして消化不良すら引き起こしたことがない品の販売禁止を求めて街をデモ行進しようとするのかは、科学が答えるべき大きな謎に違いない。 ・ヨーロッパ

    kkbt2
    kkbt2 2013/10/07
    「恐怖は売り物になる。恐怖は儲かる」「人は一生懸命考えることに慣れていない。そして、すぐに頭に浮かんだもっともらしい判断を信用して満足することが多い」
  • 『不愉快なことには理由がある』:紙魚:So-netブログ

    ・素人の予想が専門家を上回るのは、知っている会社(有名ブランド)にしか投資しないからだと考えられます。株価を予想した人たちは、投資についてはど素人かもしれませんが、消費者としては圧倒的な多数派です。 ・なぜ私たちがいつも思い悩んでばかりいるかというと、新しい事態に遭遇すると、心という「シミュレーション装置」が無意識に駆動しはじめるからです。 ・生存に有利な特徴が非現実的なまでに拡張することを進化のランナウェイ(暴走)効果といいます。 ・ヒトにとって脳はクジャクの尾羽根であり、進化のランナウェイ効果の結果、不必要なまでに高度の知能(シミュレーション機能)を獲得したのです。 ・東京やロサンゼルスなど豊かな都市の中で、自分だけが貧しいというのは計り知れない絶望なのです。 ・複雑系の世界は、数学的な論理によっては理解できません。だとしたら進化は、合理性を極限まで高めるような非効率なことはせず、より

    kkbt2
    kkbt2 2013/10/07
    「未来が予測不可能なら、確率論的に正しいリスクをとって危険に身をさらすよりも、損失を回避しながら小さな利益を積み上げていく「不合理な」戦略の方が有効」
  • 『偶然と必然の方程式 仕事に役立つデータサイエンス入門』:紙魚:So-netブログ

    ・実力がどのくらい影響をおよぼすかを調べる簡単な方法がある。わざと負けることができるかどうかを考えてみればいい。実力がモノを言う勝負なら、手加減したり、間違えたりすることで、わざと負けることができる。しかし、ルーレットや宝くじ――運が結果を支配する活動――では、わざと負けることはできない。 ・車の運転、タイピング、レジャーとしてのスポーツなどの日常的な活動では、たいてい50時間程度の練習を積めば、そこそこのレベルの実力が身につく。 ・達人が常人と違うのは、意図的な訓練を続けることによってさらに実力が向上する点だ。 ・意図的な訓練とは、長時間にわたり集中し、ひたむきに何かを反復するようなことだ。 ・一般に成功事例とみなされている企業のうち、当に優れた経営をおこなっているのはごく一部だ。成功の大部分は幸運に恵まれた結果にすぎない。言い換えれば、偶然の出来事をまとめあげたパターンが、成功事例と

    kkbt2
    kkbt2 2013/09/18
    「強者は自らの有利さを際立たせるために局面を単純化し、弱者は相手の有利さを減少させるためにランダムさを加えるのが賢い戦略」
  • 紙魚:So-netブログ

    ・特に最近では、ネットで持ちもの自慢をしたり、美味しいものをべた、素晴らしい場所へ自分は行った、という証拠写真をアップして、周囲のみんなに見てもらう、という趣味が日中で流行っているようである。 ・おそらく、みんなが自分を見ている、自分は注目を集めている、というイメージで自己満足しているのだと思われるが、それだけの妄想ができるのなら、最初からすべて空想して満足すれば、お金も時間もかける必要がない。 ・周囲とのコミュニケーションが必要以上に個人を拘束しているため、自分がしたいことではなく、みんながしたいことを自分もしたい、と思い込むようになっている。 ・小さな目先の得に手を出してしまう人から、少し遅れて来る大きな利を得ることが、ビジネスというものだ。 ・必要なものの多くは、実は絶対に必要というわけではない。なにしろ、それを買う今現在、それがなくても過ごせているからだ。 ・自分の所有物にでき

    kkbt2
    kkbt2 2013/07/18
    「「記憶」は食べることができる」「農耕社会は土地を中心とする退出不可能な世界だから、ものごとは全員一致でしか決まらない」
  • 『臆病者のための裁判入門』:紙魚:So-netブログ

    ・少額の民事紛争が人訴訟で争われるのは、弁護士が扱わない(相手にしない)からだ。 ・「私はあなたと電話で話した」と言い張ったのだという。嘘を認めれば減給などの処分で済まず、懲戒解雇になるかもしれない。どれほど支離滅裂でも「いったいわない」の争いに持ち込むしかなかったのだ。 ・企業がコンプライアンス(法令遵守)を強化すると、組織は容易に非を認められなくなるのだ。 ・どんなトラブルでもそうだろうが、もっとも効果的なのはすぐに非を認めて謝ることだ。その機会を逃すとどんどん解決が難しくなっていく。 ・1980年代までは、日の司法制度はヤクザによって補完されていた。交通事故の示談ばかりでなく、会社の倒産処理や借金の取立てなども、訴訟を起こしたり弁護士に依頼するよりもヤクザに頼むほうが一般的だった。 ・納得はできないだろうけれど、これ以上こだわっても面倒なだけだから、嫌なことは忘れて楽しく暮らすの

    kkbt2
    kkbt2 2013/06/20
    「原発事故が損害賠償の対象になっているのは、東電という加害者(賠償主体)がいるから」「弁護士が少額の依頼を警戒するのは、依頼人と揉めることが多いから」「この世のあらゆる紛争は「カネのなる木」」
  • 『創るセンス工作の思考』:紙魚:So-netブログ

    ・「技術の凄さ」とは、説明することが難しい。凄さを感じるだけでも、ある程度の技量が要求されるものだ。 ・250Vの感電を経験したことがあるが、幸運なことに死なずに済んだ。今でもそのときのことをよく覚えているので、真空管のアンプなどを作って、電源を入れて回路各部の電圧を確かめたりするときには、手袋をして、もの凄く慎重になる。子供のときの失敗は一生効き目があるようだ。 ・誰か工作をしている子供がいるだろうか? プラモデルでさえすっかり廃れてしまった。作っているのは、かつて少年だったオタクなおじさんだけである。 ・新しいメディアが登場すると、すべてが目新しいし、これまで存在したあらゆる「楽しさ」を採り入れるだけで、しばらくは商売になる。 ・技術者は専門分野によって細分化され、スペシャリストを産み出すことになったけれど、逆に、オールラウンドに通用するような技術はもはや存在しない。 ・根底にあるのは

    kkbt2
    kkbt2 2012/06/18
    「あまり完璧な設計をしてしまうと、それを製造する過程では、もう労働しか残っていない状態になり、楽しさが損なわれてしまう」ディレクションがしっかりすると楽しくならない的な。
  • 『奇跡の生還を科学する 恐怖に負けない脳とこころ』:紙魚:So-netブログ

    ・脳の中で恐怖がどのように生みだされているかを理解しておくと、しじゅう命の危険に身をさらしている人ばかりでなく、誰にとっても役に立つ。どんな人でも、生きていれば必ず何らかの恐怖と向き合うことになる。 ・恐怖のさなかでは、人はおおざっぱに分けて二つの問題と闘わなくてはならない。一つは恐怖の対象、もう一つが、それに対する自分の恐怖心だ。見方を変えれば、こうも言える。自分の恐怖心とのつき合い方がうまくなれば、敵の数が一気に半減することになる。ありがたいことに、それは可能だ。 ・恐怖は二つの意味でスピードを与えてくれる。一つは危険に対応する反応の速さ、もう一つは身体を動かす速さだ。 ・どうやら、恐怖は実際に知覚や認知の速度を上げているわけではないらしい。恐怖の作用は、経験したことを細かい点まで記憶できるというところにある。人間の時間感覚は、思い出せるできごとの個数にもとづいているため、恐怖体験は再

    kkbt2
    kkbt2 2012/06/18
    「兵士は走って逃げたいという衝動を克服すべく訓練される。戦場で役立つ動きをルーティンとして叩きこみ、それをもって逃走本能と置きかえようというわけだ」「恐怖を恐れるのではなく、恐怖を仲間にせよ」
  • 『ご老人は謎だらけ 老年行動学が解き明かす』:紙魚:So-netブログ

    ・人はみな、自分が死ぬことを知りながら生きているからです。いつか必ず死ぬとわかっていながら生き続けるには、「自分には生きている意味がある」という自己肯定感や、「自分は生きる価値のある存在だ」という自尊心感情が必要で、それがないと人は生きていけないのです。 ・ネガティブなことに目を向けるよりも、ポジティブなことに目を向けた方が生きやすいため、注意力や記憶力という「限られた資源」を、ポジティブなことに当てるようになるのです。 ・短期記憶は、大部分が失われます。海馬に貯蔵されている間に、繰り返し思い出されることで強化されたり、別の事柄と関連づけられ一塊にされたりした記憶だけが、脳のそれぞれの場所に送られ、長期記憶として保存されるのです。 ・心理学では、自分の欲求や願望に沿うようにまわりの世界を変えようとすることを「一次コントロール」、現実の世界に合うように自分の内面を変えることを「二次コントロー

    kkbt2
    kkbt2 2012/06/18
    「超高齢化社会といわれながら政策が改善されなかったのは、主体である老人が、自分自身を老人だと思っていないために、本気になれなかったから」
  • 『錯覚の科学』:紙魚:So-netブログ

    ・自分が注意を集中させているものは、とりわけ鮮明に見える。だが、その鮮明な体験が、自分には身の回りのあらゆる情報を細部にいたるまで見逃さないという、誤った自信を生んでしまう。 ・実際には、まわりの世界の一部は鮮明に見えていても、現在熱中していることから外れた部分は、まったく見えていないのだ。 ・人は、あるできごとがなぜ起こったのか、その真の原因について確証がない場合も、説得力のある話を信じやすい。 ・私たちは、自分には目の前のものがすべて見えると考える。だが実際には、私たちはどんな瞬間にも目の前の世界のごく一部しか意識していないのだ。目は向けていても見えていないという発想は、自分の能力に関する理解とまったく相いれない。そこでこの誤った理解が、自信過剰の軽率な判断を生むことになる。 ・ドライバーにバイクの姿が見えないのは、バイクを予期していないためだ。道路で難しい左折をしている最中に、ドライ

    kkbt2
    kkbt2 2012/06/11
    「ドライバーの注意をオートバイに向けさせるためには、オートバイを車に似せさせる方が有効なのだ」「予想外の物やできごとを、できるだけ予想のつくものにする」
  • 『トーマの心臓』:紙魚:So-netブログ

    ・昨夜は、大人になれ、という言葉を思いついた。でも、今それを思い出して、その滑稽さに舌打ちした。朝というのは、あらゆる感情をことごとく幻滅させてしまう、暴君の時間なのだ。 ・死ぬなんて……。もしどうしても自分の環境から消えたいのならば、どこかへ旅に出れば良い。黙って逃げ出せば良いではないか。 ・自殺というのは、誰か他者に自分の死を見せたい、という積極的な、あるいは攻撃的な行為ともいえるだろう。 ・何年も前に比べたら、この頃は大声で笑ったりしない。はしゃぎ回ることもなくなった。それらは、大人になる、あるいは成長、というものだろう。合理的で無駄のないものへと自然に洗練されていく過程、と考えるべきだ。 ・想像するのは自由ですが、言葉にすれば責任が生じます。 ・人間関係というのは複雑なものだ。それぞれが意地を張る。アイデンティティを保とうとするから、摩擦が起こるのも当然だ。 ・外に出るのに、わざわ

    kkbt2
    kkbt2 2011/04/05
    「外に出るのに、わざわざ目的が必要かな。どちらかというと、帰ってくる理由の方が大事なんじゃないかと思う」「自殺というのは、誰か他者に自分の死を見せたい、という積極的な、あるいは攻撃的な行為ともいえる」