多くのサラリーマンが長引く不況にあえぐ中、あえて働かない生き方を選んだ男性がいる。「インターネットがあれば生きていける」と断言し、事実、ネット上で見知らぬ人がiPadを買ってくれた。少しの収入やカンパで、ふらりふらりと生活する男性の生き方には賛否両論あるが、男性は「社会に生きづらさを感じるなら、働かない選択肢もある」と提案する。(産経デジタル 城野崇)関連記事一流企業の新入社員3割がニート化田中さん、芥川賞「もらっといてやる」記事本文の続き 都内の自宅でiPadを操作しながら飼い猫とたわむれるpha(ふぁ)さん(33)。定職につかない生活を始めてもうすぐ5年、「ニート」と名乗っている。自身が運営する、ネット好きな人が共同生活を営むシェアハウス「ギークハウス」で暮らす。 京大総合人間学部を卒業後、とりあえず就職したが、毎日職場にいなくてはいけない、仕事をしなくてはいけない、という社会人生活