タイトルの通り、俺の名字は東日本ではありふれまくっている鈴木です 鈴木歴=年齢で、生まれて30年の鈴木歴を持っています 鈴木や佐藤クラスになると、他の苗字の人間であればたいていは経験していると思われる、 「スズキと申します」 「へえ、スズキさんね! どういう漢字を書くの?」 というイベントをスルーできる いわば名字のシード権を持っていると言える しかし本日、俺は30歳にして初めてこのイベントに出くわしてしまった 電話応対は任せろ状態だったのに、俺は情けなくも、しどろもどろになってしまった 必死で返した言葉は 「よ、よくある鈴木です……!」 情けねえ~~~~!!! そしていまだにこの質問に対するうまい回答が思い浮かばないでいる たとえば俺が田中だったなら「田んぼのタに真ん中のナカです」と答えたし、山本だったら「富士山のヤマに本当のホンです」とか答えられただろう でも俺みたいな鈴木や、同じレベ