クレジットカード情報の流出が発覚した飲食店チェーンが、カード表面の文字を手作業でカーボン紙に写し取るインプリンタを導入した。 全米で中華料理店チェーンを展開する米P.F. Changは6月12日、一部のチェーン店で顧客が使ったクレジットカードやデビットカードの情報が盗まれていたことが分かったと発表した。同社は再発防止策としてカードの決済処理方法を切り替え、表面の文字を手作業でカーボン紙に写し取るインプリンタを導入したことを明らかにした。 P.F. ChangのWebサイトに掲載された告知によると、カード情報の流出は米シークレットサービスからの連絡で6月10日に発覚し、外部の専門家の協力を得て調査を開始した。シークレットサービスによれば、同社傘下のチェーン店で使われたカード番号の流出が確認されたという。 流出した原因や規模などの詳細がまだ判明せず、調査が続けられていることから、同社は再発防止
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