「脱獄iPhone販売者が商標法違反で初の逮捕 罪状に弁護士も"かなり意外"」という記事を読みました。ジェイルブレイク済のiPhoneをオークションで販売したことが商標権侵害に問われたということです。 記事でも問題になっていますが、多くの人はなぜ商標権侵害なの?と思ったことでしょう。もちろん、販売されたiPhone自体は正規で入手したものを(ジェイルブレイク後に)転売しているだけです。 「脱獄」行為がアップルやその他のアプリメーカーとの利用許諾違反になるのはわかります(この場合は民事なので警察による逮捕はあり得ません)。また、不正競争防止法(アクセス保護回避)違反、あるいは、(ちょっと無理筋ですが)著作権法の同一性保持権侵害ならまだわからないこともありません。 しかし、実は今回と類似の事件が比較的最近(2010年)にありました。海賊版ソフトを実行できるようにファームウェアを改変した任天堂W
![なぜ脱獄済iPhoneを販売すると逮捕されてしまうのか(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/655ac97a3f93278066cad21e69e20a05cd2fa72b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fkuriharakiyoshi%2F00062726%2Ftop_image.png%3Ffmt%3Djpeg%26q%3D85%26exp%3D10800)