レイスは車椅子状態、デストロイヤーは人工関節に入れ替えた ―ハンセンさんが自身の生き様や人生哲学を語った『日は、また昇る。』。本書には、好敵手・天龍源一郎との対談も収録されています。11月15日には両国国技館で天龍の引退興行が行われましたが、すべての試合が終わり、あなたとテリー・ファンクがリング上で天龍に花束を渡す姿は、ひとつの時代の終わりを感じさせるものでした。 レスラーが引退するタイミングには個人差があります。肉体的限界もありますが、もっと大きいのはハートの部分ですね。燃え上がる気持ちがあるかどうか。 私は、51歳という比較的早いタイミングで引退しましたが、天龍は65歳まで現役を続けることができた。テリー・ファンクに至っては70歳を超えてまだ続けている(笑)。テリーはテリーということですね。 引退は本人が決める以外ありません。本人が決めれば、それがベストタイミングなのです。 ―プロレス
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