山本幸三経済産業副大臣が、日銀は政策の透明性を高めよ!という記事を御自分のサイトで公開しています。 その内容は、先月の利上げ見送り騒動へのコメントで、日銀はインフレ目標をきちんと設定せよという至極もっともな意見で、異論はありません。 注目したのは、この中で紹介されていた以下のエピソードです。 金利引上げを主張している審議委員の一人と昨年暮れあるグループの忘年会で同席したことがある。その時私が「年収2800万円という高給取りの審議委員を2期も続けるのは問題だと思って再任を反対したのだが、間に合わなかったのだ。」と述べたのに対し、当人は「でも民間企業から来た人は、収入が激減して困る。」と言っているわよと平然と答えたのには驚いた。彼等には、年収250万とか300万円とかの庶民の気持ちなど全く分かっていないのだ。 (閉じカギカッコの位置がずれているような気がしますが、原文のまま引用しました) 再任