死後の世界は、科学の対象とならない。神や霊魂の存在は科学の対象外である。つまり、特定の宗教の教義内容が正しいかどうかは、科学の対象外である。さらに、道徳内容の正しさも、科学の対象外である。もし科学が自らの対象外の存在について語るならば、科学的ではなくなり、ニセ科学となる。科学が科学の対象外のものについて語りだすと、科学は宗教と機能的に等価となり、科学は途端に宗教化する。 ちなみに、死後の世界について、科学者の態度としては、「私の仕事の専門外なので答えることができない。(お坊さんや神父さんに聞いてみて下さい。)」というのが正しく、「科学の立場からは、死後の世界や霊魂は存在しない。」と答えるのは、不適切である。科学者は、死後の世界という科学の対象外の分野については、語ることはできないわけである。 にもかかわらず、死後の世界について存在しないと語り、スピリチュアルや宗教や占いを否定しまくる科学者
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