デザイナーという仕事はバラバラに散らばった情報を理論的に整理し、ユーザーにより正しく伝えることだと考えています。物事を正確に相手に伝えるっていうのはコミュニケーションの基本的なポイントですがこれが意外と難しい。 正しいデザインを阻害するのがノイズです。それは頭の中だったり目に見えるものだったり、いろんな所に存在してます。 そしてデザイナーは情報を整理する以前に「身の回りの整理」が必須だと考えています。なぜなら不要なものがたくさんあるデスクで作業をすること自体、ノイズの中に身を置いているようなもの。極力そういったものを排除した方が集中力も作業効率も上がるからです。 これまでデスクが散らかり倒した後輩たちにこの本を買っては贈ってきました。 著者は日本を代表するアートディレクターの一人、佐藤可士和。 徹底してムダを排除したオフィスを見ればいかに整理整頓が重要で働くスペースと頭の中がリンクしている