CEDEC2014初日の2日、「起業一年目の通信簿」と題されたパネルディスカッションが行われました。本講演は過去数年内に起業したゲーム関連会社の社長たちがこれまでの苦労を振り返り、起業のための準備や心構えを議論するという内容です。 まず司会の北尾雄一郎氏から順に登壇者の紹介が行われました。北尾雄一郎氏はジェムドロップ株式会社の代表取締役です。1996年にゲーム業界へ就職し、日本一ソフトウェア、トライエースを経て、2013年5月にジェムドロップを設立。北尾氏はプログラマ出身ですが、現在はプロデューサーをつとめ、社内には企画やデザイナーも在籍しています。受託開発とオリジナルを半分ずつ手がけていますが、起業したきっかけはオリジナル作品を開発してユーザーまで直接届けたかったからだそうです。 佐々木瞬氏は株式会社イニスのエンジニアリングマネージャーを経て、2013年10月に株式会社ヒストリアを設立。