http://anond.hatelabo.jp/20070521020030 私はキチガイ染みたほど宗教熱心な家庭に生まれ育ったので、一般によく言う「神なんかに頼るのは弱い証拠」という概念が理解しづらかった。 一般人は「苦しい時の神頼み」だろうが、自分にとっては逆に「苦しい時には神も仏もいないという絶望に陥る」ものだったから。 神を忘れて日常を慌ただしく生きている人と、毎日神様のご機嫌取りをしている人と、どちらも等しく逆境に遭う。 両親は「苦しいときでも神様にお祈りすれば必ず助けてくださる」なんて言うけど、そんなのはおとぎ話の世界のようにしか思えなかった。 もちろん、そんな自分の気持ちは両親に言うことなど絶対できなかったし、今もできない。 さらに言うなら、その宗教そのものが逆に自分を締め付けている気がしていた。 確かに「神は愛」かもしれない。でも神に従う事と、自称「神の代表者」に従う事と
![「不可知論」って知ってる?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)