ひいばあちゃんが死んだ

去年の年末の話だ。 ひいばあちゃんが死んだと、実家から連絡が入った。 すぐ実家へとび、すぐに通夜、お葬式が開かれた。 つっても、あんまり親戚は集まってなかったし、集まった親戚も葬式特有の暗さは全く無かった。ていうか、久しぶりにあった親戚同士談笑していた。 それもまぁ有る意味当たり前で、ひいばあちゃんは結構前からもう、老人ホーム的なところで、「ただ生かされてる」状態だったから。言い方悪いが、ぶっちゃけほとんど死んでたも同然だったのだ。もうここ１年ほどは、誰に会っても何の反応もできない状態。ときどきスタッフの人が寝返りうたせて、点滴うたせて、痰とって……本当にただ生かされているという状態だった。それが、ある時熱を出して、ころりとそのまま逝っちまったらしかった。 「まあそろそろかと思ったよ」皆そんな感じの雰囲気だった。不思議な雰囲気だった。皆別に、ひいばあちゃんが嫌いだったわけじゃない。つーか寧

[guldeen]

そう、葬式ってのは「死を直視する為に、まだ生きてる者達に向けて行う儀式」なんだよな。祖父の葬式→火葬に立ち会って、つくづくそう思った俺。そしてその場で掴んだ感覚を、増田にはこれからも忘れないで欲しい。

[nebos]

死とはなにか

[pikayan]

あーやっと見つけた。ふと読みたくなったけど、ブクマしてなかった。死に関する文章の多い事…。

[hatayasan]

死を通して生を凝視する。

[tsugo-tsugo]

死を学ぶ増田

[kagakaoru]

リバイバル。

[WinterMute]

"「まぁ大往生ですよ」「まあそういう年だったからね」とか言われながら無難にこなされるほうが、多分、いい"　うん、若者の葬式は本当につらい

[kobeni_08]

けっこう昔の増田から。よかった。

[hard_boiled06]

通夜や葬式って正直言って本当面倒くさかったけど、あれはやっぱり本当、生きてる人のためにあんだな。

[solidstatesociety]

あれだけコンパクトに納まると、大きくなれるのは生きてるうちだって実感できるよね

[Shogo]

改めて。うちのひいばあちゃんは100歳でした。

[erya]

これはきっとその時にしか書けない文章だな。こういう気持ちを文章で残すっていうのは大事なのかもしれない。

[sktnkmwy]

いい感性をしている。

[ckis]

一つの死から、最後の段落までへの導き。

[webmarksjp]

*増田

[snjx]

いろいろと思い出した

[MotionBros]

火葬

[karuib]

生死感というのは経験で養われるから、子どもにそういうのを学ばせるために人より寿命の短い犬とかを買うといいという考え方もあるらしいよ

[junzou]

最初のほうのくだりはすげぇよくわかる。おれも今回そうだったから…

[youyakuya]

斎場で働いていた叔父が祖母の葬式の時に「人間一人を終わりにするのはこれだけ大変なんだよ」といったのを思い出した。

[Hoo]

＞あれ（通夜や葬式）はやっぱり本当、生きてる人のためにあんだな。生きてる人が「はい、これで、彼彼女は死にました、以上！解散！」的にケリをつけるためにあんなに長々とやるんだ。

[AKIYOSHI]

去年祖母を亡くしたので、ホッテントリを見てもなかなか読む決心がつかなかった。今は読めて良かったと思ってる。当時だったら「大腿骨」のくだりで号泣。

[warszawa]

7歳の頃親父の火葬を経験したけど、怖いが先立って、もう死んだってことが中々納得いかなかったなぁ

[kennak]

ながい

[kusugaoka]

死んでもそんなに悲しまないレベルまで「まぁそろそろ死ぬ年頃だしな」そんなレベルまで生きた方が寧ろ幸せなのかもしれない／人は何故生きるのか？とか言っちゃってるけど結局人間もフライドチキンになった鳥と同じ

[raimon49]

10年前にじいちゃんが死んだ時のこと思い出したわ。葬式が遺された人のためにやるものっていうのは、ほんとその通りだよ。

[cazmori]

良い文章。「生きてる人が「はい、これで、彼彼女は死にました、以上！解散！」的にケリをつけるためにあんなに長々とやるんだ。」が特に。

[makou]

慣れるほど頻繁には起きない出来事。それが儀式の一つの意味だったりするな。

[rlight]

身近なひとの死の体験というのは、多くの人に共通していることを実感した。

[came8244]

火の鳥みたいな感じ