タグ

ブックマーク / azumy.hatenablog.com (4)

  • 自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また

    子どものころ、若かったころ、自分の目に映る母の姿は、なんとも保守的に見えた。 私はを読むのが大好きだったし、父はよくを読んでいたけど、母はほとんど読まなかった。読むのは、婦人雑誌や料理レシピくらい。それも、自分が思春期になるころにはほとんど読まなかった。 私には読書を薦めるようなことを言うので、「お母さんは読まないの?」と訊くと、「ちょっと読むともう目がチカチカして、頭痛がしちゃう」といつも答えるのだった。 また、母は私に比べると、漢字やちょっと凝った言い回しをあまり知らなかった。テレビのクイズ番組などを見ながら、「あー全然わかんないー、azumyはよく分かるわねぇ」と言っていた。雑学知識も、私のほうがよく知っていた。 母は生まれてから今に至るまで給料をもらう仕事をしたことがなく、ずっと専業主婦だった。何かにつけ「私は分からないわ」「私はダメだわ」「あなたはすごいわねぇ」と言い、

    自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 娘にある言葉を教えた話 - 深く考えないで捨てるように書く、また

    先日、衝撃的なことが判明した。 6歳の娘は、「きんたま」という言葉を知らなかった。 気がついたきっかけは、ポケモンだ。ゲームポケモンには「きんのたま」というアイテムが出てくる。言葉通りのもので、店に売ると高く売れるよ、というただそれだけのアイテムだ。 私はスレた大人なので、別に金の円盤とか宝石とかでもなんでもいいのに、なんでよりによってきんのたまなんだろう、と思ってしまうわけだが、娘はいっかな気にすることもなく、きんのたま、きんのたまと口にする。女の子がそんな言葉を大声で連呼するもんじゃないよ、とこれまたスレたお母さんは思うのだが、はっ、もしかして娘はそれは女の子が大声で連呼すべきではないニュアンスの言葉だ、ということに気がついてないのではないか、と、これは私のほうが気がついたのだった。 そこで私は機会をみつけて「ねーねー、娘、あんた『きんたま』ってなんだか知ってる?」と聞いてみた。案の

    娘にある言葉を教えた話 - 深く考えないで捨てるように書く、また
    knephin_steg
    knephin_steg 2008/03/04
    いいお母さん、(コメも合わせて読む)
  • 「空気読めない」の例を考えてみた - 深く考えないで捨てるように書く、また

    非常に大雑把で乱暴かつ恣意的な設定だが。 6人いる。 お腹が減ったので、今から6人でなにかべにいこうと考えている。 うち3人(A、B、Cとする)は、ラーメンべたい。あとの3人(D、E、F)はハンバーガーがべたい。しかし、各人ともすごくべたいわけではなく、なんとなくべたい、程度。 A「おう、何う?」 B「なんかがっつりいたいなぁ、濃いーもの」 D「んじゃマック行くか?」 B「おいおい、ふつー『がっつり』と言ったらマックじゃないだろ? お前KYだなぁ」 D「えっ、そーなのか。がっつりってマックじゃない?」 B「がっつりってったらラーメンだろ常識的に考えて」 D「あーそーかー」 A「んでなにうの、ラーメン?」 C「俺ラーメン賛成」 E「俺もラーメンでいいよ別に」 F「んじゃ俺もいいよ」 A「んじゃラーメンね」 というわけで、みんなでラーメンべに行く。 このケースについて、以

    「空気読めない」の例を考えてみた - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 子どもに頭を占拠される - 深く考えないで捨てるように書く、また

    中学・高校時代の友人と仲間うちのMLを作っており、そこで互いに近況の話だの、お祝いごとの話だのをしている。MLに移行する前は掲示板を使っていた。 初期の話だが、当時私は結婚したばかりでまだ子どもがなかった。30歳すぎくらいだ。そのころ掲示板に出入りしていたメンバーは、半分くらいが結婚して子どもがあり、あとの半分は独身だった。ちなみに全員女性。結婚したけど子どもがいない、という者がいないのは、全くの偶々だ。 近況報告といっても、普段の暮らしでそんなに報告するような話もなく、掲示板の進行は良く言えば極めてまったり、どっちかというとほとんど過疎であった。しかし、時に誰かが書き込むと、それに呼応するようにレスがついたり、私は今こうだよ、と別の方面から近況報告がある、といった感じ。もともと、みんなどうしてるかな、書きたい時に適当に書けばいいよ、というゆるい使い方なので、それでなんの問題もない。 ただ

    子どもに頭を占拠される - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • 1