1975年、北海道札幌市生まれ。京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。 東京大学生産技術研究所助手などを経て、2005年慶應義塾大学環境情報学部専任講師、2008年同准教授。2010年マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員、ファブラボジャパン発起人(ファウンダー)。専門分野は設計科学(デザインサイエンス)、人工物工学(デザインエンジニアリング)。 2010年度に日本人で初めて"How to make almost anything"(ほぼあらゆるものをつくる方法)受講者・修了者となる。新しいものづくりの世界的ネットワークである「ファブラボ(Fablab)」の日本における発起人であり、ファブラボジャパンを立ち上げ、2011年には鎌倉市に拠点「ファブラボ鎌倉」を開設した。 著書に『Fablife―デジタルファブリケーションから生まれる
【渋谷区長選】ホームレス排除について考える統一地方選の後半が始まりました。東京都渋谷区の区長選については、先ごろ区議会で承認された同性パートナーシップ条例や、ホームレス排除などのテーマで、ネットやSNSで話題になっています。 そういった多くの意見のなかには、もっともだと思うものもあれば、眉をしかめるものもあり。議論が深まっていくことを切に願いますが、特にホームレス排除の文脈などでは、誤解や偏見の助長につながりかねない主張も多く、心を痛めています。 渋谷区民でもないし、渋谷区の支援団体で活動しているわけでもないので、書いてよいものかどうか悩んでいたのですが、ホームレス排除について少し整理が必要と思い以下に書きます。 なお、僕個人としては渋谷区長選に関して、誰か特定の候補を応援しているわけではありません。また、誰が区長になるにしろ、そして、渋谷区に限らずどの自治体でも、セクシュアルマイノリティ
この記事の原文は、Kick It Over誌35号(1995年夏)に掲載された そう。誰だって労働は嫌いだ。 労働を嫌悪するのは、文化や時代を越えて、人類に普遍的な特徴なようだ。 労働から解放されたいという夢は、多くの文化にたくさん見られるのである。 キリギリスの気楽な生活---冬に備えての蓄えなどせず、ただ消費するだけの生活---が、いつだって私たちのあこがれの的であった。かったるくてつまらないアリの労働者生活なんてバカバカしいではないか。古代においても現代と同様、我々の仕事を軽くする機械を夢見ていたことが判明している。 例えばフィンランドの人々Kalevalaの叙事詩には、際限なく富を作り出す夢の機械、Sampoの物語がある。西欧文化の歴史を通じて、このような永久運動機械は、ずっと人々の夢でありつづけたのである。 だが、こうしたレジャー(暇)、無限の喜びや富へのあこがれにもかかわらず、
2015年秋からスタートする「番号制度(マイナンバー)」とは何ですか?:マイナンバー・企業の対応と注意点(1/4 ページ) 2015年10月から始まる「番号制度(マイナンバー)」。段階的な利用拡大に伴って、行政だけでなく民間企業でも様々な対応が必要となります。本連載では制度のあらましと行政の対応、民間企業が取り組むべき点について解説していきます。 全国民に個人番号を付番し、個人を一意に特定することを可能とする「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(以下「番号法」、通称:マイナンバー)」および関連法が2013年5月24日に成立しました。 番号法では自治体が関与する行政手続について多く規定されていることから、現在は自治体を中心に、2015年10月の国民への個人番号の通知、2016年1月の個人番号の利用開始、2017年1月の国機関での情報連携の開始、2017年7月の
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