郵便番号と住所の変換システムを扱うエンジニアの間で悪名高かったKEN_ALL.CSVだが、2023年6月更新分より、文字コードがUTF-8に、フリガナが全角カタカナになり、町域名が長いときも複数レコードに分割されなくなったファイルが新たに追加された模様。従来通りの書式のファイルもダウンロードできる。今後は町域名に含まれている自然言語の注釈(「その他」「※番地」「以下に記載のない場合」など)をフラグに変換する予定もあるようだ(郵便番号データダウンロード)。
「infinity」は「無限大」という意味の英単語だが、女性の名前としても使われているという。全米には1000人以上のInfinityさんがいるそうなのだが、この名前はJavaScriptライブラリjQueryで適切に扱えない可能性があるそうだ(Reddit)。 「Infinity」という文字列が含まれた要素に対し、jQueryの.data()メソッドを使ってその値を取得しようとすると、このメソッドは「Infinity」という文字列を数字の+∞として解釈してそれを返してしまうという。 JavaScriptでは数値を0で割ったときなどに無限大を意味する「Infinity」という値を返すようになっている。.data()メソッドは指定された要素の値を可能な限り適切なJavaScriptオブジェクトとして変換しようとし、変換できなかった場合のみその値を文字列として返すという。「Infinity」と
国税庁が今年6月までに実施した所得税の税務調査結果を公開した。これによると、2016事務年度における調査件数は約64万7000件で、うち約40万件で申告漏れなどが確認できたという。申告漏れ金額の総額は5359億円。こういった調査はそもそも問題がありそうな相手を対象に行うため、申告漏れが多いのは当然なのだが、事業所得を有する個人の1件当たりの申告漏れ所得金額が高額な上位10業種の3番目に「プログラマー」が入っているのは興味深い(日経新聞、時事通信)。 このランキング1位の「風俗業」、2位の「キャバレー」は申告漏れが多そうだというのは分かるが、水商売ではない(きちんとした契約に基づいて業務を行い、振り込み等で対価を支払うのが一般的な)プログラマーで申告漏れが多いのは意外だった。なお、プログラマーの一件当たりの申告漏れ所得金額は1178万円。去年はプログラマーは「11位」だったので、今年スーパー
ストーリー by hylom 2016年11月18日 15時55分 頭の中でアセンブラのコードを解釈してシミュレーションするという話ではなかった 部門より 聴くだけ英語が覚えられるといった音声教材は数多く存在するが、このたび聴き流すだけでプログラミングが覚えられるという触れ込みの「ミミプロ」なるものが発売されたという(ICT教育ニュース)。 記事によると、「ミミプロ」はプログラマーになるための音声教材…ではなく、プログラマーと話をする社長のための音声教材という事で、1日15分通勤途中に聴き流すだけで、約2週間でプログラマーと対等に話せるだけの知識が身につくという。基礎編、実践編、ウェブサービス開発編、アプリ開発編のCD4枚組で、お値段は2万9,800円(税別)。内容はプログラミングの利点や歴史、言語の違い、開発手法の解説など発注側向けのもののようだ。 タレコミ子的には、公式サイト記載程度の
日産のスマートフォンアプリ「日産EV」で、Q&Aサイト「Stack Overflow」からコピーしたコードがそのまま使われていたことが発覚したそうだ。 気軽に使えるQ&Aサイトは初学者には便利だが、そのままコード品質を十分に確認もせずに製品としてリリースしてしまうとは、いやはや。 問題のコードはiOSアプリでの位置情報サービス利用設定に関するもの。今回発覚したケースではサンプルコード内に含まれていたサンプル文字列「The spirit of stack overflow is coders helping coders」を修正せずに使っていたため、位置情報サービスの設定画面でこの文字列がそのまま表示されてしまっているという。
1980年代には「COBOLは衰退するので、ほかのプログラミング言語に移行しなければならない」などと言われた。実際に1970~1990年代に書かれた細かなCOBOLプログラムのほとんどは新しいシステムと新しい技術に置き換えられている。しかし、銀行、保険会社、製造業、小売チェーン、医療機関といった大企業のミッションクリティカルなシステムは依然として大昔にCOBOLで書かれたコードによって運営されている。多くの企業はこれらのシステムを何度も入れ替えようとしたが、システムが全体が巨大で複雑な上、重要なビジネス・プロセスに統合されていること、また問題なく動いていることからこうした取り組みの多くは失敗した。 ITWORLDの記事によると、こうしたCOBOLで書かれたシステムを支えてきた団塊世代プログラマの引退が近づいているという(ITWORLD、本家/.)。 今は大学のプログラム講座などでは教えるこ
フルタイムのプログラマーは、1 週間に何時間プログラミングできるものだろうか。自分は調子がいい時で週 20 時間、大体において 10 〜 15 時間といった感じで、40 時間近くになるとかなりクタクタになってしまう。 ここでいう「プログラミング」とは実際にコンソールに向かい入力していることを指している。もちろん時々手を止めて考えることもあるだろうが、プログラミング書籍や仕様書を読んだり、会議に出たりする時間は除いている。そういった時間はプログラミングと比べればランチ休憩のようなものだろう。 自分は幸いにも会議が少ない方であるが、脳みそのオーバーヒート防止のために週数時間はネットサーフィンに当てている。基本的には tech 系のニュースを読んだり、たまにメールや Facebook を覗いたりしている。また、自分は IT 部門用のイントラネット用ウェブアプリの担当でもあり、同僚と共に電話対応し
ストーリー by hylom 2009年11月13日 13時03分 言い訳は「ググっても見つかりませんでした!」? 部門より 先日、Googleが新しいプログラミング言語「Go」を発表したが、同名のプログラミング言語がすでに存在していたようだ。 これはGoogle Code上のGoのフォーラムにIssueとして「I have already used the name for *MY* programming language」(私も「Go」という名前のプログラミング言語を開発していた)という報告があったことで発覚したようだ。これによると、すでに「Go」という名前のプログラミング言語が10年前に開発されており、論文も発表しているということらしい。この言語に関する書籍も発売されていたようだ。 この件を受けて、フォーラムには「なんでGoogleは名前を付ける前にググらなかったんだ?」などの書き
Googleの創業者セルゲイ・ブリン氏は開発者カンファレンス「Google I/O」にて、同社が「ページの法則」を打破するため力を注いでいると述べた(本家/.)。 「ページの法則」とはラリー・ペイジ氏が言及した法則であり、「ソフトウェアは18ヶ月ごとに2倍遅くなる」という「ムーアの法則」に反するようなもの。ブリン氏は「ハードウェアの連中が(この法則を)相殺するけど」とジョークを言いながらも、Googleはこの法則を打破したいと考えており、同じハードウェア上でより速い動作を実現していきたいとした。ウェブアプリケーション一般においては「パフォーマンスに関してはまだまだ長い道のりがある」としながらも、Chromeや検索アプリケーションのパフォーマンスを継続的に改善できるよう力を注いでいると述べた。 また、これを実現するにはプログラミングツール、とりわけJavaScriptのパフォーマンス向上が貢
新人教育にて講師をやる事になりました。そこで新人に与える課題を考えているのですが、何か良い課題はないでしょうか? 講義は課題プログラムを与えてプログラミング、後でプログラムのアルゴリズムの説明を各人に行わせる。という形なので、各自が異なるアルゴリズムになってくれるのが理想です(閏年を求める等、パターンがある物はパス)。 このアルゴリズムにプログラミングテクニックの小技(f = -f)とかがでてくると面白いかなぁ。とか考えています。この手の課題で悩んでいる方、アドバイスをお願いします。
人々がウェブページのマークアップ書きを生業とするようになってから10年以上経つが、その肩書き(とその役割)はいまだ定まっていないように思う。インテグレーションのタスクとして取り組む人、全体のUIデザインの一部として見る人など、マークアップを書く人のタイプは異なる。仕事場における「グラフィック・デザイナー」や「インフォメーション・アーキテクト」といった役割の存在によって、その状況はより複雑化している。このことは人材募集を行うにあたって頭痛の種となる。 皆のまわりの「HTMLやっている」人(HTMLに加え、CSSとJavaScriptやグラフィックをいじるのも少々含まれるだろうか)はどんな肩書きで呼ばれているだろうか? 今まで目にした肩書きには「デザイン・テクノロジスト」、「ウェブ・デベロッパー」、「フロントエンド・デベロッパー」、「HTML/CSSデベロッパー」、「クライアントサイド・デベロ
ストーリー by hayakawa 2009年03月25日 12時05分 無料ソフト≒フリーソフト≠フリーソフトウェア≒オープンソースソフトウェア 部門より ASCII.jpにて、定番の無料アーカイバ「Lhaz」の開発者、ちとら氏のインタビューが掲載されている。 LhazはWindows向けの圧縮・解凍ソフトで、初めて公開されたのは約10年前ながら最近でもアップデートが続けられているなど、息の長い開発が続けられている。ちとら氏はLhazを無料で提供しつづけていることについて、下記のように語っている。 お金をもらったら、もっと本腰を入れてサポートしなくてはならなくなりますからね。なにより、趣味でソフト開発していたのに、それが仕事になってしまうのが苦痛だと思います。(中略)やっぱり、自分の好きな物、あると便利だと思ったものを好きに作れるということが重要なんですよね。 また、「意欲に波があるんで
米国のEvans Dataが500名以上の開発者/ITプロフェッショナルを対象に行ったアンケートで、最も満足度の高いスクリプト言語はPHPであるという調査結果が出たそうだ(The Registerの記事、Evans Dataの発表)。 この調査では、回答者が利用したことのある言語について、12の評価項目に対して優れたスクリプト言語をランク付けする形で行われた。その結果、総合得点ではPHPがトップ、以下Ruby、Python、Perl、Flex、JavaScript、ActionScript、F#、PowerShell、VB Scriptという順位になったという。記事には各項目ごとの上位ランク言語も掲載されている。 調査対象となった言語の一覧と、評価項目については下記の通り。 【調査対象言語】 ActionscriptFlexJavascriptMicrosoft F#Microsoft P
ストーリー by hylom 2008年08月28日 13時40分 UNIXはWindowsよりエライのか? 部門より 日経ITproに、『「Microsoftのバグ」との戦い』という、興味深いコラムが掲載されています。 このコラム、かいつまんで内容を説明すると、「自分が書いたコードにバグがあるにも関わらずバグの原因をMSのせいにしてなかなか非を認めようとしない人」や、「Windowsを知らないUNIX技術者がWindowsを軽く見てまじめに準備せず、そのためにトラブルが発生してもMSのせいにする人」のせいでMS製品は実態以上に「問題が多い」ように思われているのではないか、というものです。 このように自分がバグを生み出したことを認めようとしない人はMS製品ユーザーに限らずたくさんいると思うのですが、人の振り見て我が振り直せということで、バグが出たら謙虚に自分を疑うように再度心がけたいと思い
本格的なソフトウェア開発企業で働くとき、最初の頃にまずコーディング規則や慣習などのガイドラインに目を通したかと思う。基本的なガイドラインとして、gotoは原則使用禁止だとか、インデントにはスペースではなくタブを使用すべきであるとか、またはその逆などがあっただろう。ひょっとしたらcontinue禁止や、複数リターン値禁止など、ちょっと変わってるように思える慣習や、あまり直感的とは言えないルールといったものもあったかもしれない。 可読性を高めたり、メンテ性を向上させるには、どんな規約が有効だっただろうか? ドキュメント上では一見良さそうに見えたが、実際はイマイチだったものなどあるだろうか? /.J諸氏が実践してきたコーディング規約で特に有効だったのはどんなものだろうか? 逆に規約のせいで問題が起きてしまったケースなどあるだろうか? 他にも、使える「自分ルール」などもあれば是非。
今月の21日、東京都の大田区産業会館にてPHPカンファレンスが行われます。 そこでは、主要なプログラミング言語のコミュニティで著名な方々(文末を参照)を迎えて「激論!PHPの次に学ぶ言語はこれだ」(16:00~のセッション参照)というテーマでパネルディスカッションが行われることになっており、タレコミ子がモデレータを務めることになっています。 そこで /.J の皆様に伺いたいのが、このパネルディスカッションでの議論の内容です。 タレコミ子の個人的な思いとしては、以下のようなものがあります。 PHPカンファレンスに来た人にPHP以外の文化を知ってほしい。 PHPカンファレンスに来た人にPHPに関してDISられて損をさせた気分のまま帰って頂きたくはない それでも無難な終わり方をするセッションにはしたくない こうした思いを議論に反映させたいと考えつつ、正直なところその内容に悩んでいます。また、タレ
私は自分のコードの品質のせいで、ひどく恥ずかしい思いをしています。私の書くコードはバギーで、遅くて、脆弱で、保守するのも一苦労です。同じような思いをしている方はいませんか? もしあなたもそうなら、何があなたの潜在能力の開花を阻んでいるのでしょうか? もっと大事なこととして、こうした状況を打破するために何かやろうとしていますか? 私は若いころからプログラミングを楽しんでいて(Apple IIe上のBASICで覚えました)、いろいろな言語やプラットフォームを使い、大小様々な企業で働いてきました。悲しいことに私のキャリアで一定していたのは、私が割り当てられるプロジェクトは、プロジェクトの開始からお客さんの資金が無くなるまで、あてどなく漂流してしまうということです。ここ/.に集う開発者で、自分の企業を説得して「カウボーイ風コーディング」を止めさせるか縮小させるかし、ベストプラクティスを導入させるの
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