iPhone というのは、フリーソフトであるにもかかわらず、有料アプリとして稼ぐというスキームが成り立つ、結構面白い環境だと思います。 もちろんここでいっている「フリー」というのは「無料」ではなくて、GNUでいうところの「自由な」という意味。ようするに誰でもソースを見たり改変したり再配布できる、ということ。 ふつー、こういう環境だと他の誰かが無料でアプリを再配布したり、あるいはユーザが自分でコンパイルしてタダで使う、ということを阻止できないので、アプリの売上を得るのが難しい。でも、iPhone の場合はちょっと条件が違います。 他の誰かが無料で勝手にアプリを再配布する、ということが考えにくい。なぜなら、バイナリの配布には AppStore配布か、AdHoc配布しかなく、勝手に大量配布するという方法がないから(企業内の配布方法はあるけど、ここではおいとく)。 アプリを自分でコンパイルして実機