昨日2015年9月1日の公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下「組織委員会」と略します)の武藤敏郎事務総長らの記者会見は、法律家として、とても理解できないものでした。 つまり武藤氏は、何も謝っていないように見えて、法的には全面的に、組織委員会の非を認めています。 この点は、法律家でない「一般国民」(武藤氏と佐野氏の使用例)には、なかなか分かりにくい面があると思われますので、以下で、解説を試みます。 この記者会見での武藤氏の発言を前提とすると、 1 著作権侵害がないにもかかわらず、 2 組織委員会に所有権がある、 3 これまで何も問題がないといって使用を推奨してきた、エンブレムにつき、 [参考]【東京五輪エンブレム】「今後もエンブレム使う」森会長の見解受け都知事 - 産経ニュース2015.8.5 20:28更新 都庁で取材に応じた舛添知事は「組織委の会長が全く問