NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」で2012年5月に放送された「僕らの救国の教育論」に出演した教育哲学者の苫野一徳さんと、起業家であり『もっと自由に働きたい』『こんな僕でも社長になれた』など若者の“生き方”や“働き方”を語る家入一真さん。異色のコラボレーションとなったお二人の対談は、いつの間にか意気投合。ついには現代社会や今を生きる若者たちへの強烈なメッセージとなりました。 苫野 一徳 (トマノ・イットク) 1980年生まれ。哲学・教育学者。熊本大学講師。社会や教育の根本原理を哲学的に探究している。著書に、『「自由」はいかに可能か―社会構想のための哲学』(NHKブックス)、『教育の力』(講談社現代新書)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)など。 「自由」って何でしょうか? 家入 最近『もっと自由に働きたい』って本を出したからな