質的栄養失調による体調不良をきたしている患者さん達を診るようになり、そこで得られた知見を認知症診療にも応用するようになった。 質的栄養失調については、下記を参考に。 www.ninchi-shou.com 鉄不足で過食になる可能性は? 以前紹介したこの方。 www.ninchi-shou.com その後しばらくして、「過食」を主訴に再診された。 一日何度も「ご飯はまだ?」と聞かれ、娘さんがその都度お菓子や果物を食べさせているうちに体重が増えてしまったようだ。 ちなみに、この患者さん(80代後半)と娘さん(60前後)、お孫さん(女性、30代)、皆さんかなり「ふくよか」で、炭水化物が大好きとのこと。「貯め込みやすい」という遺伝形質のスイッチが、炭水化物の過剰摂取で押されたのだろうか。*1 「間食には、お菓子や果物ではなく、ゆで卵やコンビニのサラダチキンなどのタンパク質を勧めてはどうか?」と提案
最近、ヨーグルトの健康効果を発端とした『腸内フローラ』『腸内環境』『乳酸菌』が話題になっていますね。 腸内環境の改善に向けた活動は『菌活』なんて言われたりします。 これらの単語が色んなメディアで一人歩きしていますが… 皆さんはしっかりと説明できるでしょうか? さて、僕は前の会社で乳酸菌を研究していました。 乳酸菌を分析したり、うんこを調べたり、ヨーグルトと食物繊維を被験者に食べさせてみたり… 今は乳製品とは関係無い会社にいますが、毎日乳酸菌は摂取してますよ! 今回はヨーグルトの基礎から少し専門的なことまで…必要な知識だけをまとめました。 『乳製品』の魅力を伝えるべく、”食品メーカーの中の人”がそのエッセンスを簡単に解説していきます! 1.腸内フローラとは 『菌叢(きんそう)』って何?腸内フローラ…日本語に直すと『腸内細菌叢』です。 『菌叢(きんそう)』と読みます。 (就活の研究発表で毎回説
なぜネコは生イカを食べると腰を抜かすのか「ネコが生イカを食べたら腰ぬかす」という言い伝えを聞いたことがありますか?これを掘り下げていくと、人間に共通する大切な情報にたどり着くことができます。ネコは生イカを食べることで体のビタミンB1が急激に分解され、足が立たない状態になる……。すなわちブドウ糖の分解速度が遅くなり、細胞のエネルギー発生が遅くなるのです。 「ネコが生イカを食べたら腰ぬかす」という言い伝えを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実は、おおむね本当の話です。この真実を掘り下げていくと、人間に共通する大切な情報にたどり着くことができます。 なぜ、ネコは生イカで腰を抜かすのか? 調べてみるとびっくりするメカニズムがありました。 生イカにはビタミンB1を分解する酵素(チアミナーゼ)が含まれており、ネコが生イカを食べることで体のビタミンB1が急激に分解され、足を立たせることができ
By Sarah Tzinieris 南カリフォルニア大学(USC)のバルター・ロンゴ氏の研究により、周期的な低カロリー食の摂取から幅広い健康上の利益が得られ、老化を遅らせることにもつながることが明らかになりました。 Diet that mimics fasting appears to slow aging | USC News http://news.usc.edu/82959/diet-that-mimics-fasting-appears-to-slow-aging/ ロンゴ氏が率いる研究チームは、「断食を模倣した低カロリーの食事(FMD)」を続けることが、腹部の脂肪を落とすことに効果を発揮することを発見しました。さらに、FMDにより得られる効果を年をとったハツカネズミで実証したところ、器官内の前駆細胞と幹細胞の数が増加し、脳内では神経が再生して学習能力と記憶力が向上したことが明ら
By MIKI Yoshihito 「牛乳を飲むと骨が丈夫になる」と思われがちですが、そんな定説とは真逆の「牛乳をたくさん飲む人ほど寿命が短く、女性に至っては骨折率まで上昇する」という驚きの研究結果を、スウェーデンのウプサラ大学で教授を務めるKarl Michaëlsson氏を含む研究チームが明らかにしました。 Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies | The BMJ http://www.bmj.com/content/349/bmj.g6015 The idea that milk prevents broken bones is an udder sham - Vox http://www.vox.com/2014/11/3/7149943/the-idea-t
■予防効果は期待できず 食物アレルギーの原因食材のうち、そばとピーナツについて、9割の母親が、子供が1歳を超えても離乳食として食べさせていないことが、環境省の大規模調査で分かった。そばとピーナツは重篤なアナフィラキシーを起こすことから、保護者が意図的に食べさせる時期を遅らせている姿が浮き彫りになった。ただ、調査を担当した国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘医長は「食べさせる時期を遅らせても食物アレルギーの予防効果はない」としている。 調査は、環境省が子供の病気や健康に環境が与える影響を妊娠段階から調べるため、平成23年から始めた「エコチル調査」の一環として実施。1歳の子供を持つ母親や家族約2万6千人が回答した。 それによると、離乳食の開始時期は6カ月が45%で最も多く、5カ月の40%が続き、5、6カ月で85%を占めた。また、母親の年齢が高いほど離乳食の開始時期が遅い傾向にあった。
<< 「Androidケータイ」HT-03Aに触ってきました | TOP 2009年07月13日 うつっぽい人必見【書評】『「うつ」は食べ物が原因だった!』 最近読んだ本の中で一番「これは!」と思ったし、実際に効果を実感できているので気合を入れてご紹介。 はじめに言っておくと、僕は4年前くらいからうつで落ちたり上がったりを繰り返しているのですが、ここ最近はこの本に書いてあるようなことを実践して、ホントに調子が良くなってます。まあ他に色々要因はあるかもですが。 「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)posted with amazlet at 09.07.12溝口 徹 青春出版社 売り上げランキング: 489 Amazon.co.jp で詳細を見る この本で紹介しているオーソモレキュラー療法の創始者の一人である、カナダの精神科医エイブラム・ホッファー博士は、わ
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