ツイッターへの投稿をめぐって罷免を求める訴追請求が出されていた仙台高等裁判所の岡口基一裁判官について、国会の裁判官訴追委員会は、罷免するかどうかを審理する弾劾裁判所に訴追することを決めました。SNSの発信をめぐって裁判官が訴追されるのは初めてです。 仙台高等裁判所の岡口基一裁判官(55)のツイッターへの投稿をめぐって、罷免を求める訴追請求が出されたことから、衆・参の国会議員で構成される裁判官訴追委員会が本人の主張も聞くなどして、訴追すべきかどうか検討してきました。 その結果、16日の委員会で、委員の3分の2以上が訴追に賛成したとして、岡口裁判官を弾劾裁判所に訴追することを決めました。 今後、衆・参の議員で構成される弾劾裁判が開かれ、罷免するかどうか判断することになります。 裁判官訴追委員会の新藤義孝委員長は、委員会終了後「具体的な経緯や根拠は、今後の弾劾裁判で明らかにしたい」と述べました。
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