日野自動車が排ガスなどの不正なデータを国に提出していた問題で、会社側は国土交通省の立ち入り検査で新たな不正が見つかったと発表しました。これを受けて主力の小型トラックの出荷を新たに停止し、日野自動車は国内向けのほぼすべてのトラックで出荷を停止する異例の事態となっています。 日野自動車の一連の不正問題では、排ガスなどの不正なデータを少なくとも2003年からおよそ20年にわたって国に提出していたことが明らかになり、国土交通省が今月3日から立ち入り検査を行って実態の解明を進めています。 発表によりますと日野自動車は、立ち入り検査での国土交通省からの指摘で、新たな不正が見つかったということです。 小型エンジンの認証取得にかかわる排ガスの測定試験で定められた測定の回数に満たないまま、国への申請を行っていたことが分かり、日野自動車は、対象となる小型トラックの「日野デュトロ」について、22日から出荷を停止
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