今年5月、酒田市内の市道で酒に酔った状態で自転車を運転したとして、同市内の20歳代の男性会社員を道路交通法違反(酒酔い)容疑で酒田署が、酒田区検に書類送検していたことがわかった。県警交通指導課によると、自転車での酒酔い運転の県内検挙は極めて異例で「自転車でも酒を飲んで運転すれば違反になるということを認識して欲しい」と話している。 捜査関係者によると、会社員は5月15日午後9時頃、酒田市幸町の市道で、酒に酔った状態で自転車を運転し、停車していた乗用車の後部に衝突した。会社員にけがはなかったが、通報で駆けつけた同署員が調べたところ、基準値を大幅に上回る呼気1リットル中0・5ミリ・グラム以上のアルコールが検出されたという。まっすぐ立てないほど酔っていたといい、同署は酒酔い運転と判断した。 会社員は飲食店で焼酎の水割りを2、3杯飲んだ帰りで、調べに対し「酔っぱらってぶつかった」などと供述。会社員は