Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝の日は、東京ドロンパが名実ともに東京のマスコットとして認知された日でもあった。 ↑この後、一輪車と台車でもパフォーマンス ドロンパはつくづく幸運な星のもとに生まれたものだと思う。 たしか、彼が東京に魅せられたのは、5年前のナビスコ決勝を父ダヌキに連れられて見に行ったのがきっかけだったはず。縁があってマスコットとしてチームで仕事をするようになった最初の年に、東京は再びナビスコ杯を獲得することになった。なんという運の強さ。まさに幸運のタヌキである。 しかし、ここに至る道が平坦だったわけではない。伝統的に「マスコット不要論」が根強いチームにおける「マスコット業」は、簡単なものではなかったのだ。 そして、ドロンパにとっては、開幕戦以来の大舞台となるナビスコ決勝。ローラースケートは開幕戦以来、一輪車はスタジアム内では初、そして「かめひよ」とのコラボで覚えた台車パフォ