33歳。いまだ成長を遂げ、チームに欠かせない存在である。今季は王子様から闘将に変身した。(写真:5/15栃木戦より) チームで唯一の30代プレーヤーが輝いている。チーム最年長の33歳であり、キャプテンの宮沢“マーシー”正史だ。昨今ベテランが冷遇されがちな昨今のJに物申す、と言わんばかりに存在感を発揮している。今季、ここまでの6試合をフルタイムで出場し、前節の栃木戦では「やったことはなかったけど面白かった」と4−3−3のアンカー役で新たな才能を開花した。「ミヤ(宮沢)はボールを持って落ち着きを与え、展開力がある。幅を使うウチのコンセプトにハマる。これまで守備が弱いと思っていたが、意識的に守備の改善に取り組んでいるし、ボールのないところでのポジショニングなどよく勉強している」と田坂和昭監督は、いまだ成長を遂げるベテランに期待を寄せている。 33歳なんて社会に出れば若造であるが、とかく大分にお