[J1・第1ステージ10節]FC東京1-1広島 6月15日/味スタ 66分に守備を崩されて広島に先制を許し、FC東京としては嫌な流れになりかけていた。そんなチームを救ったのが橋本拳人だった。 その3分後、高橋秀人のサイドチェンジを受けた河野広貴がペナルティエリア右隅から左足を振り抜くと、それと同時にニアへ動き出していた橋本が右足でダイレクトシュート。今季初得点は、城福浩監督も「見事なプレーの連続で点を取ってくれた」と評する貴重な同点弾となった。 「普通なら自分のポジションに戻るところを、少し(河野の動きを)見ていたので、(ボールに)合わせるのは難しかったです。あれを左足でドカンと決める技術はまだ僕にはないんだなと(笑)。でも、クロスに飛び込んだり、崩れた体勢でもシュートを打てるのは自分の武器でもある。(浅野拓磨のゴールで)火が付いて、自分が返してやろうという気持ちになった」 本職は