アフリカ東部ケニアのビーチでは、少年たちがヨーロッパから来た年上の女性たちに「性的サービス」を売っている。しばしば彼らは豊かな生活を夢見て、女性たちに連れられてヨーロッパへと渡るが、到着するや否や売春を余儀なくされている。南ア紙がケニアとヨーロッパの間でおこなわれている「性的人身売買の闇」を報じた。 インド洋に臨むケニアのモンバサ港周辺の海水浴場は、セックスツーリズム(買春ツアー)の中心地として知られている。そこでは、安物の宝石やココナッツミルクを売る「ビーチ・ボーイズ」と呼ばれる少年たちが働いており、その多くがヨーロッパから来た年上の女性たちに性的サービスを提供している。この女性たちの中には、彼らをヨーロッパへと連れて行く者までいる。 「だが、出国するや否や、少年たちは不安定な立場に置かれ、搾取され、体を売ることを強要される」とアフリカメディアの「コンティネント」紙は言う。 同紙は23歳